IUからT-ARAまで…K-POP界、秋夕の後は“話題と論争”を呼ぶカムバックの嵐!

OSEN |

秋夕(チュソク:日本のお盆に当たる韓国の祭日)の連休が終わると、韓国の音楽業界では再び激戦が繰り広げられる見通しであり、今回は話題と論争を呼ぶカムバックラッシュだ。熱い関心を寄せるインターネットユーザーたちに対し、どんな音楽で果敢に反撃することができるのか注目を集めている。

まずは、今月25日に2ndフルアルバムをリリースするBusker Buskerだ。昨年、音楽配信チャートで旋風を巻き起こしたこともあり、音楽業界の関係者たちは大いに神経を尖らせている。今回のアルバムはMnetから独立し、インディーズレーベルに近い新しい企画会社、青春ミュージックから発売する初めてのアルバムだ。リーダーのチャン・ボムジュンは新人女優ソン・ジスとの交際を認め、キム・ヒョンテは「日刊ベスト貯蔵所」論争(言論問題)などでインターネット上を賑わせた後の久しぶりのカムバックだ。Mnetの全面的なマーケティングなしに、果たして昨年のようなブームを巻き起こすことができるのか注目が集まっている。

Busker Buskerは、今回も既存の歌手たちのプロモーションとは異なるスタンスを取ることを予め宣言しており、放送活動よりも公演を中心に活動し、最初のステージも公演になると見られている。

IU(アイユー)は、“国民の妹”というタイトルを捨てて真剣勝負に出る。昨年起きたセルフショットのスキャンダルの後、可愛い妹を応援していたおじさんファンたちが離れて行ったが、今回は音楽性でしっかりと勝負するつもりだ。過去に多少暗い感性の自作曲を発表したこともある彼女が、“妹”マーケティングなしに自身ならではのカラーを示すことのできるチャンスだと捉える見方もある。

来月7日に発表される3rdフルアルバム「Modern times」は、チャールズ・チャップリンの同名映画をモチーフにしてタイトルを取った。先立って公開された予告写真では、これまでの可愛らしいイメージから脱した落ち着いた魅力をアピールし、大々的な変身を予告した。ジャズ、ボサノヴァ、スウィング、ラテンポップ、フォークなど、様々なジャンルを披露するものと見られる。

Busker BuskerとIUは、以前に発売したアルバムで音楽配信チャート1位から10位までを独占した経歴を持っており、今回もその勢いを続けられるのかに関心が集まっている状況だ。音楽業界では、大きな異変がない限り彼らがチャートの上位を占めるものと予測しているが、どれだけロングランに成功できるかが鍵だ。

インターネット上の話題性では言うまでもなくT-ARAが大きな関心を集めている。来月10日にカムバックする予定だ。昨年、話題を独占した彼女たちの1年ぶりのカムバックとなるが、果たしてインターネットユーザーにどのようにアピールし、イメージチェンジに成功できるのか、関心を集めている。

音楽面では、より一層強烈になったサウンドやT-ARA特有の中毒性がさらに強調される見通しだ。今月25日に公開される予告映像は砂漠で撮影されたということが伝えられており、期待感を高めている。

T-ARAは話題を集めるパワーにおいて他の追随を許さない。今回もどれだけ大きな話題を集められるのかに関心が集まっている。

“論争のロッカー”チョン・ジュニョンも来月初旬にカムバックする。Mnet「SUPER STAR K」シーズン4で変わらないロックへの愛情を示したが、歌唱力において論争が起こっただけに、今回のロッカーデビューでは冷たい視線にも耐えなければならないだろう。優れた容姿が、かえってロックへの挑戦があまり真剣なものでないように映す逆効果を生み出す可能性もある。

チョン・ジュニョンは、バラエティ番組においては魔性の魅力を見せることに成功している状態であり、MBC「私たち結婚しました」などを通じて強い個性と憎めない魅力をアピールしている。

記者 : イ・ヘリン