ドラマ「君を守る恋」…韓国版「ゴースト/ニューヨークの幻」は通じるか?(総合)

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ファンタジーホラーメロドラマ「君を守る恋~Who Are You~」がスタートする。

23日にソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区永登浦洞CGV永登浦店で開かれたtvN新月火ドラマ「Who are you?」(演出:チョ・ヒョンタク、脚本:ムン・ジヨン、パン・ギリ)の制作発表会で、出演陣と制作陣は作品に対する自信を示した。

「君を守る恋~Who Are You~」は昏睡状態から目が覚めた後、魂が見えるようになったシオン(ソ・イヒョン)と、自分で見たものや触ったものしか信じない現実主義者のゴヌ(2PM テギョン)を中心に展開されるドラマだ。シオンとゴヌは警察庁の遺失物センターに残された物の中の魂の事情を解決する過程を通じてお互いのことを理解し、恋に落ちる。ここに、銃器事故で亡くなったシオンの恋人ヒョンジュン(キム・ジェウク)が魂として登場し、不思議な三角関係を形成する。

この世に留まる魂を慰める霊媒を題材にしたアメリカのドラマ「ゴースト ~天国からのささやき」と似たものを感じる。また、シオンとヒョンジュンのストーリーはデミ・ムーア、パトリック・スウェイジ主演の映画「ゴースト/ニューヨークの幻」を連想させる。

チョ・ヒョンタク監督は「ホラーとラブストーリー、コメディなど、様々なジャンルが調和したドラマだ。ドラマ全体を貫く鑑賞ポイントは“キャラクター”だ。意図したことではないけど、俳優たちの本来の姿がキャラクターの中に溶け込んだ」とし、「ドラマを見る時、キャラクターの中に溶け込んだ俳優たちの実際の姿をひそかに観察してほしいと思う」と話した。

ソ・イヒョンは警察大学を首席で卒業し、特殊捜査科の最年少チーム長を務めているヤン・シオン役を演じる。連続殺人事件を捜査していたイ・ヒョンジュンに会いに行った波止場で事故に遭い、昏睡状態になり、6年ぶりに目を覚ますと魂が見えるようになっていたキャラクターだ。

ソ・イヒョンは「ラブリーなゴーストラブストーリーだと思ったけれど、台本を読んでみるとラブストーリーとは程遠い内容だった。だから悩んだ。でもキャラクターがものすごく魅力的なので自分が作り出せる物語が多いと思った。そのため、出演したくなった」とし、「今まで見せたことのない姿を見せることができると思う。特別なキャラクターなので、さらに面白いと思う」と説明した。

テギョンは警察庁遺失物センターの警部補チャ・ゴヌ役を演じる。自分の足で走り、何でも自分で見ないと気が済まないキャラクターだ。

テギョンは「『ドリームハイ』以来、2年ぶりにドラマに復帰する。キャラクターが魅力的で、台本も面白かったので出演を決めた。良い作品に参加することができて光栄に思っている」とし、「チャ・ゴヌはファンタジーやミステリーを信じないキャラクターだ。僕も幽霊を信じない。だからゴヌと似ているところがあるのではないかと思う」と伝えた。

キム・ジェウクは警察大出身のエリートで、連続殺人事件の犯人を追う過程で亡くなるイ・ヒョンジュン役を演じる。ヒョンジュンは死んだ後にもシオンを守るため、この世に留まる魂として現れる。

キム・ジェウクは「ヒョンジュンの場合、生きていた時の姿より、死んで魂になった時の姿の役割が大きい。人間ではない存在が恋という感情を抱き、あの世に行けず好きな人のそばでどうなるのかが僕も気になる。台本が全部出ていない状況であるため、どうなるかまだ分からないけれど、視聴者が楽しく見れるキャラクターを表現したいと思う」と伝えた。

「レディープレジデント~大物」のチョ・ヒョンタク監督が演出を担当し、「サイン」のチャン・ハンジュン監督がクリエーターとして参加した。テギョン、ソ・イヒョン、キム・ジェウク、キム・チャンワン、パク・ヨンジ、キム・イェウォン、ノ・ヨンハクなどが出演する。韓国で今月29日から毎週月火曜日の夜11時に放送される。

記者 : イ・スア、写真 : ムン・スジ