「第9回堤川映画祭」名実ともに国際的な映画祭に…海外からの自主出品数増加

OSEN |

「第9回堤川(ジェチョン)国際音楽映画祭(9th Jecheon International Music&Film Festival)」(以下「9th JIMFF」)が、海外からも認められる、名実ともに国際的な映画祭として位置づけられている。

「9th JIMFF」は、ソウルの新世界百貨店(SHINSEGAE)本店新館文化ホールで公式記者会見を行い、「海外音楽映画の自主出品数が韓国映画を超えた」と明かした。

この日ホ・ジノ執行委員長は、「海外映画の出品数が多くなった。これは、韓国だけでなく海外からも多くの関心を得ている証拠となる。徐々に堤川映画祭を広く知らせることができると期待している」と伝えた。

また映画祭側は「これまではJIMFFの自主出品作で韓国映画が占める割合が圧倒的に高かった。しかし、昨年の第8回映画祭から海外音楽映画の自主出品数が、韓国音楽映画を超え、JIMFFの海外での認知度が上昇したことを見せてくれた」と話した。

続いて「今年もこのような流れは続いており、特に海外自主出品作品数が昨年の109本から、64.2%も増え179本に達するなど、名実ともにアジアを代表する音楽映画祭として定着したことがわかる」と付け加えた。

今回の「9th JIMFF」の開幕作はMartin Le Gall監督の「Pop Redemption」が選定され、国際競走部門である「世界音楽映画の流れ」部門で大賞を授賞する作品が閉幕作として上映される予定だ。

「世界音楽映画の流れ」部門には、「Greetings from Tim Buckley」「Miss Blue Jeans」「I Am Not a Rock Star」「BEWARE OF MR. BAKER」「Sing Me the Songs That Say I Love You」「Solo」「Appassionata」「Mercedes Sosa: The Voice of Latin America」「Black Gospel」など9本の作品が進出した。

また映画ファンたちは、「9th JIMFF」でヨーロッパ、南米、アジアなど34ヶ国95本の音楽映画に出会うことができる。

「9th JIMFF」は、8月14日から19日まで、堤川で開かれる。

記者 : キム・ギョンジュ