何が兵長チョン・ジフンをわずか3分で除隊させたのか

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兵長チョン・ジフン(芸名:RAIN、ピ)が除隊した。現役で21ヶ月間服務したチョン・ジフンは、熱い関心の中で軍生活を終えた。

10日午前、ソウル龍山(ヨンサン)区にある国防部で、RAINは21ヶ月間の軍生活を終えて除隊した。RAINは午前8時5分頃に衛兵所の外に出た。RAINは取材陣の前で1回、ファンに2回挨拶をした後、急いで現場を離れた。わずか3分もかからなかった。

RAINは除隊申告の後、「たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。最善を尽くして頑張る姿を必ずお見せします」という短い感想だけを伝え、所属事務所の関係者や警察の助けを借りて用意された車に乗った。これに先立ち、所属事務所側はRAINの除隊関連記者会見は行わないと予告していた。

2011年10月11日に京畿道(キョンギド)議政府(ウィジョンブ)306補充隊に入隊したRAINは、5週間の基礎軍事訓練を受けた後、5師団新兵教育隊の助教として服務した。しかし、2012年3月に国防部勤務支援団の広報支援隊(芸能兵士)へ異動した。

今年1月1日に浮上したRAINと女優キム・テヒの熱愛報道によって、RAINの頻繁な外出回数を巡り芸能兵士への特恵議論が提起された。さらに、RAINは軍人服務規律を違反したとのことで7日間の謹慎処分を下された。

除隊を控えて自粛していたRAINは、先月25日に放送されたSBS「現場21」で芸能兵士の服務実態が報道されたことにより、再び議論に巻き込まれた。兵長RAINを含めた芸能兵士たちが、指揮官の統制なしに携帯電話を所持し、私服姿で外出して深夜までお酒を飲んだ状況がカメラにキャッチされたのだ。

そのため、RAINが懲戒を受けるかどうかや除隊日の変更に対する関心が高まった。5日、国防部側は「RAINは特別監査の結果、懲戒対象ではないと判断されたため、予定通り10日に除隊する」と明かした。

しかしRAIN本人は除隊申告を行う現場が嬉しいばかりではなかったはずだ。RAINは服務中の公開交際、芸能兵士の特恵議論および服務実態の暴露に絡んだことで、大衆と取材陣の熱い関心にプレッシャーを感じたと見られる。

また、RAINは除隊を控え、BEAST、4Minute、G.NAなどが所属しているCUBEエンターテインメントと契約を締結した。

記者 : キム・イェナ、写真 : キム・ジェチャン