「第12回ミジャンセン短編映画祭」本日(28日)開幕!スター俳優・監督が一堂に会す

OSEN |

華やかな俳優と監督たちが一堂に会す中、12回目の誕生日を迎えたミジャンセン短編映画祭が開幕した。

「第12回ミジャンセン短編映画祭」は27日午後、舎堂洞(サダンドン)ARTNINEで名誉審査委員任命式をはじめとする開幕式を行い、本格的な幕開けを知らせた。

この日の開幕式は、各部門の審査委員を務めた監督や、名誉審査委員として参加した俳優たちの紹介から始まった。

最初に、今回の映画祭の代表執行委員を務めた映画「私のオオカミ少年」のチョ・ソンヒ監督によって、「ここ11年間、ミジャンセン短編映画祭を韓国最高の短編映画祭に育てて来られた先輩執行委員の方々の後を継ぐことになり、光栄だ。常に新しい心構えで、韓国映画の量、質的発展のためにも今後も引き続き努力していく。映画祭を楽しみ、今後も発展するミジャンセン短編映画祭の開幕をここに宣言する」と開幕が宣言された。

続いて、名誉執行委員長を務めるクォン・ヒョクジェ監督は、「僕が一番年下なので、頑張れよという意味を込めて重要なポジションを任せて頂いたと思っている。ミジャンセン短編映画祭にたくさんの作品の応募があり、厳しい予選を経て本選への進出作品が決定された」とし、「作品のテーマも色々と分かれている。とても想像力豊かな作品が多いので、本選への進出作品と共にフェスティバルを楽しんで頂きたい」と伝えた。

また、「審査方法は、僕もミジャンセン短編映画祭出身であり、とても主観的で偏っていると聞いたが、本当にそうだった。あまりにも偏っていて主観的で、映画祭では評価があんまりだが、我々は支持をする」としながら、「この監督たちが次の映画をどうするのか気になるし、最後まで応援するつもりなので、賞を受賞できなくても十分プライドをもっても頂きたい。審査も頑張る」と語った。

執行委員長の紹介に続き、名誉審査委員の紹介が続いた。競争部門に該当する「非情城市」部門の審査を務めた女優シン・ミナは、「私はミジャンセン短編映画祭の開幕式が今年で3回目だが、2~3年前に『愛に関する短いフィルム』の審査を務めた」とし、「数年前に、私が選んだ作品は賞を受賞できなかった。今年は熟慮して決定するように努力し、以前よりも少しは楽しみながら見ることができるようになったと思う」と感想を語った。

「愛に関する短いフィルム」の審査を務めた俳優ユ・アインは、「『愛に関する短いフィルム』の審査を務めることになった。この部門の審査をすることになったと話すと、映画関係者の方々に『どうして君が、全然似合ってもいない愛の審査をするんだ』と言われた」とし、自身の姿を見つめていた映画「私のオオカミ少年」のチョ・ソンヒ監督を意識したからか、「ソン・ジュンギさんより恋愛ジャンルを上手く演じられる」とセンスのある答えで会場の人々を爆笑させた。また、「審査をしながらロマンスの感性にどっぷり浸かる」との覚悟を述べ、注目を浴びた。

アクション、スリラージャンルの「4万回の殴打」部門の審査員を務めた俳優ソン・ヒョンジュは、「ミジャンセン短編映画祭が12年間続けられたことに感謝申し上げる。今まで4つの作品を見た。まだ3つほどの作品が残っているが、命がけで作ったようだ。面白かった。命をかけて撮影した作品を一つ一つ丁寧に見る」との覚悟を述べた。

今回の「第12回ミジャンセン短編映画祭」には、チャン・フン監督、ユン・ソンヒョン監督、ミン・ギュドン監督、パク・ジョンボム監督、イ・ヨンジュ監督、イ・ギョンミ監督、チョ・ソンヒ監督、クォン・ヒョクジェ監督、チャン・チョルス監督が審査委員として選ばれた。

「非情城市」部門は、名誉審査委員のシン・ミナが審査する。2009年に「愛に関する短いフィルム」の名誉審査委員を務めて以来2度目だ。またチャン・フン監督、ユン・ソンヒョン監督もまた「非情城市」部門の審査委員に任命された。

「4万回の殴打」部門では、クォン・ヒョクジェ監督とチャン・チョルス監督、そして名誉審査委員のソン・ヒョンジュが審査を務め、ミン・ギュドン監督とパク・ジョンボム監督は名誉審査委員として任命されたユ・アインと一緒に「愛に関する短いフィルム」部門を審査する。

コメディジャンルの「喜劇紙王」部門は、昨年、代表執行委員を務めたイ・ヨンジュ監督とポン・ジュノ監督、名誉審査委員のハン・ヒョジュが引き受けた。ホラー、ファンタジージャンルの「絶対悪夢」部門では、「ミスにんじん」のイ・ギョンミ監督と「私のオオカミ少年」のチョ・ソンヒ監督、そして名誉審査委員のチャン・ヨンナムが活躍する。

今回の映画祭では、全64編の競争部門の進出作が上映され、この中から最優秀作品賞と審査委員特別賞などを選定する。

記者 : キム・ギョンジュ