教育の現実を描いた映画「冥王星」7月11日の公開を確定

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写真=SHフィルム
2013年ベルリン国際映画祭で特別言及賞を受賞した映画「冥王星」が、韓国で公開される。

「冥王星」(監督:シン・スウォン)の製作を担当したSHフィルムとJUNEフィルムは、7月11日の公開を確定したと12日に発表した。俳優イ・デビッドとソンジュン、キム・コッピ、キム・グォン、チョ・ソンハなどが出演する。

「冥王星」は、天文学者を夢見ながら生きてきたジュン(イ・デビッド)が名門私立に編入し、完璧なユジン(ソンジュン)を見て劣等感に苛まれ、上位1%の生徒に向けた秘密スタディグループに入ろうとするストーリーの映画だ。韓国の衝撃的な教育の現実を批判し、社会的な構造の問題を提起している。

演出を担当したシン・スウォン監督の前作「循環線」(2012)は、「第65回カンヌ国際映画祭」の批評家週間でカナルプリュス賞を受賞しており、「冥王星」による現実的なメッセージが観客にどのように伝わるのか、関心が集まっている。

記者 : イ・オンヒョク