「君の声が聞こえる」ジャンルの壁を超えた、ファンタジーロマンスの誕生か

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写真=DRMメディア、キム・ジョンハクプロダクション
わずか2話の放送で作品性と大衆性を手に入れ、水木ドラマの視聴率競争でトップとなったSBS新水木ドラマ「君の声が聞こえる」(脚本:パク・ヘリョン、演出:チョ・スウォン)が、ジャンルの壁を超えたファンタジーロマンスの誕生を告げた。

5日に第1話が放送され、ホットなドラマの誕生を予告してネット上を熱く盛り上げた「君の声が聞こえる」。子役たちの熱演で強烈な印象を残した第1話に続き、第2話では大人の俳優たちが登場し、多彩なキャラクターの魅力はもちろん、しっかりとしたストーリーで視聴者を虜にした。

6日に放送された「君の声が聞こえる」の第2話では、品のよい外見とは違い抜けたところが多く、俗物根性も持っている弁護士ヘソン(イ・ボヨン)がソンビン(キム・ガウン)の事件を担当することで10年ぶりにスハ(イ・ジョンソク)と再会する姿が描かれ、興味津々な展開を見せた。

濡れ衣を着せられたソンビンの無罪を証明するため、ヘソンに自分は他人の心を読むことができる超能力を持っていると説明したスハ。初めて出会った時の正義感のあるしっかりとした姿がまったく残っていない彼女に失望した気持ちを隠せないながらも、信頼を失わないスハの姿を見るとより密接に発展していく二人の関係を予測させた。

特にこの日の放送は、ソンビンの自殺を防ぐスハの姿で視聴者は手に汗を握り、犬猿の仲のように言い合うヘソンとグァヌ(ユン・サンヒョン)の姿が笑いを誘うなど、多彩な見どころで視聴者を虜にした。

特に髪を2対8に分けおしゃべりな国選専門担当弁護士として登場するユン・サンヒョンとヘソンの運命的なライバルイ・ダヒ、抜群の演技力ですべての年齢層を虜にするキム・ヘスクとショーマンシップが溢れる判事キム・グァンギュまで、ドラマの完成度を高める起爆剤となっている俳優たちの熱演に好評が続いている。

このようにラブコメやファンタジーはもちろん、ミステリアスな要素と緊張感までが絶妙に調和した「君の声が聞こえる」は、お茶の間を揺るがすファンタジーロマンスの幕開けを告げ、期待を高めている。

一方、出所を控えているミン・ジュングク(チョン・ウンイン)がヘソンの記事を見つけ、不気味な笑顔を見せるシーンで緊張感を与えたSBS水木ドラマ「君の声が聞こえる」の第3話は、韓国で12日の午後10時より放送される。

記者 : ムン・ジヨン