「Let 美人」シーズン3で帰ってきた“単純に美容整形させるだけの番組ではない”

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写真=CJ E&M
外見を生まれ変わらせることで新しい人生へ導く「Let 美人」が、シーズン3で帰って来た。

31日午前、ソウル市鍾路(チョンノ)区光化門(クァンファムン)にあるカフェにて、ケーブルチャンネルSTORY ON「Let 美人3」の記者懇談会が行われた。この日の記者懇談会には、パク・ヒョヌクプロデューサー(PD)と女優ファン・シネ、キム・ジュニ、シーズン1の出演者であるパク・ソヒョン、シーズン2の出演者ホ・イェウンが参加した。

2011年12月に韓国で放送がスタートした、外見にコンプレックスを抱き苦しむ女性たちを助ける番組「Let 美人」は、反響を呼んだ。美容整形手術で外見のみを変えてきたこれまでのメイクオーバーショーに精神科医を投入し、精神的な変化まで模索して関心を集めた。

パク・ヒョヌクPDは、シーズン1や2と変わった点について、「シーズン3はシーズン1に比べて、出演志願者数が10倍に増えた。深刻な悩みを抱えている人は相変らず多い。外に出られないほど美容整形の酷い副作用に悩む人から、贅肉のために悩んでいる人、目がない人も応募してきた。切ないエピソードが本当に多くて、選ぶのに苦労した」と言いながら、「今回は男性もたくさん応募しており、男性のエピソードも放送する予定だ」と伝えた。

特に「Let 美人2」では、脳性麻痺の妹の面倒を見るなか、これをきっかけに社会福祉学を専攻したという、しゃくれた顎に悩むホ・イェウンさんのエピソードに関心が寄せられた。下顎が23mm以上突き出していて、周囲からは酷い冷やかしを受けるなど、精神的な苦痛を訴えていた彼女は、「Let 美人」に出演して美しい容貌に生まれ変わった。

このような良い例に、一部では「美容整形に対して良い部分だけ強調して、美容整形をけしかけているのではないか」という意見も出されている。

これに対して総演出を担当しているパク・ヒョヌクPDは、「私たちも番組の企画段階から心配していた部分であった。『Let 美人』は、単純に美しさのために美容整形をさせるのではなく、切ないエピソードがある人々のための番組である。そのため、美容整形手術は必ず必要な人を選ぶということに重点を置いて、5段階の審査を経ている」とコメントした。

パク・ヒョヌクPDは、「私たちの番組の主旨は、美容整形の肯定的な側面を見せることより、日常生活に支障をきたすほど酷い外見のコンプレックスを持った人々をサポートし、彼らが幸せな人生を生きることができるように手伝うことだ」と説明した。

「Let 美人」は、外見のために肉体的・精神的に苦しむ女性たちがコンプレックスを乗り越える過程を盛り込んだメイクオーバーショーだ。MCはシーズン1から同番組の司会進行を務めてきたファン・シネが引き受ける。6月6日夜11時からシーズン3が韓国で放送される。

記者 : イ・ジヨン