割れ鍋に綴じ蓋というのに、チェ・ガンヒ(36)の伴侶はどこに隠れているのだろうか？ デビュー18年目、今まで一度も熱愛説がなかった欠点のないクリーンな(？) 女優だ。

もちろん、彼女は恋愛経験がまったくないというわけではない。ストレートでサバサバとした性格のチェ・ガンヒはかなり前に出演したMBC「ヒザ打ち導師」で自身の恋愛経験を明かしたこともある。4年間交際した一般人の恋人、3年と4年交際した二人の芸能人の恋人についてまで、かなり詳しい恋愛話を公開した。

最近、映画「ミナ文房具店」(監督：チョン・イクファン、制作：ビョリビョル)でTVレポートのインタビューを通じて会ったチェ・ガンヒはやはり率直だった。恋愛について「5年ぐらい前に、気になる男性がいました。だけど、いつの間にかうやむやになり、そのまま終わってしまいました。そのときを除くと、今まで恋愛はしていません」と答えた。

寂しいだろうが、チェ・ガンヒは今一人がいいという。そろそろ結婚を心配する記者に「まだ時期ではありません」と冗談を言う。一人だけの時間を静かに楽しむチェ・ガンヒ。いつの間にか孤独も楽しむようになったようだ。

しかし、別の面から考えてみると寂しくなる暇もなさそうだ。作品ごとにカッコいい相手役の俳優がいるからである。笑い話だが、チェ・ガンヒは相手役の俳優に恵まれている。残念ながら「ミナ文房具店」の相手役であるポン・テギュとのロマンスはないが。

チェ・ガンヒは「ポン・テギュと今回の映画でロマンスが少しあるにはありますが、小学生レベルです」とし、「相手役に恵まれたと思います。でも、考えてみるとあまり満足はしていません」と冗談を言った。

「結婚したイ・ソンギュン、恋人がいるチソン、10歳年下のチュウォンまで、近づくことが出来ない俳優たちでした(笑) ポン・テギュとはこれといったロマンスもなくて……。今度もう一度共演しようと誓いました。彼とは共演したのに、共演していないようなそんな感じです。最近はチュウォンのことをよく思い出します。私のことを、“姉”としてとても慕ってくれました。本当にいい弟です。あまりにも年が離れているので、私にとっては限りなく可愛らしい弟です。考えてみると、本当に相手役の俳優に恵まれていますね。ハハ」