“デビュー”ユ・スンウ、変化の代わりに進化を選んだ

OSEN |

「中途半端な変化よりも確実な進化のほうがいい!」

8日11時、Mnet「SUPER STAR K4」で顔を知らしめたユ・スンウが、ソウル汝矣島(ヨイド)IFCモールM PUBでデビューミニアルバム「最初の遠足」のショーケースを行った。この場でユ・スンウは「SUPER STAR K4」の生放送で歌ったキム・ゴンモの「My Son」を始め、アルバム収録曲「君と僕(You and I)」「下手な恋」「情けない男が歌う歌」「Hello」を次々と歌った。

ユ・スンウは自身がこだわったアコースティック音楽でアルバムを作った。全体的に変化よりも進化にフォーカスした印象だ。彼は「『SUPER STAR K4』に出演した時からアコースティックな音楽を続けてきたので、急に違う音楽をするとかえってファンから反感を買うと思う。最近アコースティックな曲がたくさん出ているが、嬉しいことだ。音楽市場においてバランスが取られているようだ」と述べた。

この日ユ・スンウは、白いスーツを着てステージに上がった。「SUPER STAR K4」出演当時、可愛い容姿で年上の女性ファンの心をくすぐったユ・スンウは、特有の魅力で現場に参加した人々の耳目を集めた。センスのある話しぶりで緊張感を隠し、甘い美声はさらに力を増した。

「SUPER STAR K4」以来、ユ・スンウはホ・ガクの「モノドラマ」にフィーチャリングとして参加したことを除けば、ほとんどの時間をアルバム制作に使った。そして「君と僕」を2日に先行公開し、熱い反響を得た。この曲は自身を信頼して応援してくれるファンはもちろん、疲れた人々に応援のメッセージを送りたいというユ・スンウの願いが込もった曲だ。


タイトル曲「Hello」は、ティンバランドやブライアン・マックナイトの曲を手がけた作曲家イーサン・エドワーズと、ブラック・アイド・ピーズやクリス・ロックのグレン・チェが一緒に歌った曲だ。華やかな制作陣が意気投合して話題を集めた。軽い楽器の構成と単調な進行で重くなく楽しいリズムを強調した。

この他、ユ・スンウは今回のアルバムに自作曲「情けない男が歌う歌」「下手な恋」など2曲を収録し、今後のシンガーソングライターとしての活動を示唆した。「情けない男が歌う歌」は楽しいヒップホップリズムとレトロなインディーズ感性の曲で、友だちが彼女に別れを告げられた後、後悔する姿からインスピレーションを受けて作ったという。「下手な恋」は映画「猟奇的な彼女」をモチーフに制作した曲で、別れた後に感じられる悲しい感情を表現した。

この日のショーケースの司会はKBS Nのチェ・ヒアナウンサーが担当した。

記者 : イム・ヨンジン