本日6日午後、SUPER JUNIORのイェソンが取材陣やファンたちの目を避けて、静かに入隊した。彼が訓練所に入所することを知っていた多くの人々が現場に集まったが、彼は映画「007」シリーズを思わせる作戦を繰り広げ、秘密裏に入隊した。イェソンのようなケースは今回が初めてではない。俳優のカン・ドンウォンやユ・スンホなども“秘密入隊”を選んだ。このようにスターたちが密かに入隊する理由は何だろうか。

カン・ドンウォンは2010年11月に忠清南道(チュンチョンナムド)論山(ノンサン)にある陸軍訓練所に入所した。当時、カン・ドンウォンが入所するという事実が知られただけで、正確な入所の時期は公開されていなかった。カン・ドンウォンの所属事務所は「静かに入隊したい。国民として当然の義務を果たしに行くだけだ」という考えを明らかにした。

結局カン・ドンウォンは、論山訓練所の協力で特殊車両に乗って訓練所に入った。彼は入所式にも参加しなかったことで当時芸能人への特別待遇だと問題になった。彼は、入所だけでなく召集解除も“こっそり”行った。その際にも所属事務所は「特別な挨拶の計画はない」と話し、メディアに正確な時期を公開しなかった。

ユ・スンホもある日突然軍人になった。彼は3月に春川(チュンチョン)102補充隊を通じて入所した。彼の入隊はマスコミに一切知らせず、家族と所属事務所の関係者に見送られ、極秘裏に兵役の義務を果たすため入隊した。

ユ・スンホは、入隊前に自身のファンコミュニティに「私の年齢で入隊することは当然のことで、軍隊はとても望んでいたところだ」とし、「10年以上演技をしながらストレスも受け、毎日繰り返される日常から少し離れてみたいとも思い、新しい経験がしたかった」と書き、静かに入隊を知らせた。彼の所属事務所はこれに対し「ユ・スンホが静かに入隊することを希望したため、誰にも公開しなかった」と伝えた。

カン・ドンウォンとユ・スンホが本人の希望で秘密裏に入所したことと同様に、イェソンも同じ理由で静かに訓練所に向かった。イェソンの所属事務所は「誰もがすることだ。イェソン本人が静かに入隊することを望んだ」と明かした。