昨年飲酒運転事故で自粛期間を過ごしてきたアイドルグループ2PMのニックンが、ファンに対する感謝の気持ちとすまない気持ちを伝えながら涙をこぼした。

ニックンは、21日午後4時30分に東京ドームで開かれた単独コンサート「LEGEND OF 2PM」が終わる頃、東京ドームを訪れたファンたちに「僕のせいで大変だったと思いますが…」と語りながら涙をこぼした。

ニックンは声も出せないくらい号泣し、2PMのメンバーたちはそんな彼を何も言わずにただ抱きしめた。

ニックンは「僕のことを信じて愛してくださって本当にありがとうございます。韓国に帰ったらもっと良い姿で皆さんの気持ちにお応えします。皆さん、好きです」と叫んだ。

これと関連してニックンは、コンサートの前に開かれた記者懇談会で「自粛期間を過ごす間、たくさん考えました。自分が本当に間違っていたことに気づきました。誰でもミスはしますが、同じミスを繰り返すのは本当に間違っていると思います」と、過ちを認めた。

また韓国のファンには「韓国ファンの皆様に本当にお会いしたかったです。ファンの皆様にたくさんお会いできるように頑張ります」と覚悟を示した。

これに先立ってニックンは、昨年7月にソウル論硯洞(ノンヒョンドン)鶴洞(ハクドン)交差点付近の道路で血中アルコール濃度0.056％の状態でバイクと接触事故を起こし、自粛期間を過ごした。

2PMの東京ドームコンサートは20日と21日の2日間行われた。東京ドームは、2PMの公演を観覧するために訪れた約11万人のファンでいっぱいだった。

2PMは5月の韓国カムバックを控えてニューアルバムの準備に拍車をかけている。さらに6月21日と22日にはソウル蚕室(チャムシル)室内体育館でアジアツアー「What Time Is It？」の最後を飾る予定である。