「野王」クォン・サンウ、怪我をした補助出演者にお見舞い金を渡す

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写真=マイデイリー DB
俳優クォン・サンウが撮影現場で怪我をした補助出演者にお見舞い金を渡したことが遅れて知らされた。

2日に最終回を迎えたSBS月火ドラマ「野王」(脚本:イ・ヒミョン、演出:チョ・ヨングァン)に出演したクォン・サンウは、最近ソウルの近郊で行われた撮影で怪我をした補助出演者にお見舞金200万ウォン(約16.7万円)を渡した。

この補助出演者は、多数の人と絡み合って争うシーンの撮影中、顎を殴られて歯がぐらつくという怪我を負った。

「野王」の制作会社であるベルディメディアの関係者は「一般的に撮影現場で怪我をした補助出演者は、雇用契約を結んだ会社から産業災害補償給付を受けるが、今回の場合は、クォン・サンウさんが個人的に怪我をした補助出演者を慰めるために、そして撮影チームの団結心を強めるためにお見舞い金を渡した」と伝えた。

これに対してクォン・サンウは「補助出演者の中には家計を支えるために出演する方もいますが、俳優を夢見て出演する方もいます。特に『野王』チームには優れた演技力を持っている補助出演者たちが大勢いるので、ほとんどNGを出しません」と感謝の気持ちを伝えた。

さらに彼は「主演俳優も、補助出演者も作品にはなくてはならない重要な存在です。寒い日に長時間撮影を待っている方々を見ると、ありがたいと同時に申し訳なく思います」と付け加えた。

クォン・サンウの思いやりは芸能界でも有名である。心優しく気さくな性格の彼は、撮影現場に笑いを届けて雰囲気を盛り上げ、共演する俳優たちやスタッフを気遣っており、信頼を得ている。

ドラマの関係者によると、クォン・サンウは主演俳優として台本も覚えなければならず、撮影準備もしなければならない状況でも、スタッフのために重たい撮影機材を運ぶなど、トップスターとは思えない人間的な魅力で愛されていたという。

クォン・サンウとスエが主演を務めたドラマ「野王」は、2日夜の第24話で最終回を迎えた。

記者 : チェ・ドゥソン