Vol.2 ― ホ・ガク、オーディション番組の挑戦者に贈りたい言葉

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写真=A-Cubeエンターテインメント

オーディション番組出身の歌手ホ・ガク「肝心なのは優勝ではない」

2010年Mnet「SUPER STAR K2」に優勝し、音楽界を熱く盛り上げたホ・ガク。彼には「SUPER STAR K2」の優勝で“オーディションクッパンワン”(最終優勝者を指すネット新語)というニックネームがつけられた。

優勝以降、多数のシングルを発表し、今年、9曲が収録された1stアルバムをリリースして、歌手としての夢を叶えた彼は、精力的な活動を続けている。未だ、様々なオーディション番組が続いている状況の中で、先輩として挑戦者にアドバイスしてあげたいことはないだろうか。2月25日に行われたインタビューの際、ホ・ガクに尋ねてみた。

「実に残念です。歌手を夢見て応募して落ちた方々はもちろん、オーディションにチャレンジしている方々に申し上げたいのは、オーディション番組で優勝し、話題になるのも重要ですが、必ずしも優勝がすべてではないと思います。

『SUPER STAR K2』でトップ11に選ばれず、残念ながら脱落したキム・ボギョンさんも現在、活発に活動をしていますよね。生放送への出演や優勝よりも、どんな事務所に出会うかも重要だと思います。事務所がどんなプランを持っていて、これからどのように仕事をしていくのかも大切です」

ホ・ガクはCUBEエンターテインメント(代表:ホン・スンソン)と契約を結び、現在、CUBEエンターテインメントのレーベルであるA-Cubeエンターテインメント(代表:チェ・ジンホ)に、ガールズグループApinkらと共に所属している。

写真=SBS

「オ・ビョンギルと楽童ミュージシャンを見守っている」

ホ・ガクは、歌手活動をしながら最も幸せだった時として、「SUPER STAR K2」のオーディションで、他の応募者たちと合宿した当時を挙げた。

「時間を取り戻せるなら、合宿した当時に戻りたいです。あの2~3ヶ月間はとても貴重な経験でした。優勝できるかできないかよりも、いろんなミュージシャンたちと出会い、応募者と一緒に生活しながら、本当に“音楽への熱い思い”“歌手になりたい熱い思い”を全身で感じました。その時の情熱を胸に、これからずっと愛される歌手になりたいです」

オーディション番組をすべて見ているというホ・ガク。彼はMBC「偉大な誕生3」に出演したオ・ビョンギルと、SBS「ニュー!日曜日は楽しい-K-POPスターシーズン2」(以下「K-POPスター2」)の天才兄妹、楽童ミュージシャン(イ・チャンヒョク&イ・スヒョン)に関心を示した。

「『偉大な誕生3』でトップ3になった後、落ちてしまったオ・ビョンギルのことがずっと気になっています。結婚を控えているのに、自分の夢を諦めきれないため、他の職業を選べず、ずっと歌にこだわっていて…すごく辛いだろうなと思って、関心を持って見ていました。落ちた時は、本当に残念でした。

『K-POPスター2』では、楽童ミュージシャンがすごく上手だと思います。放送で見る前に、仁川(インチョン)の朱安(チュアン)駅広場で、偶然歌っている楽童ミュージシャンを見たことがあります。トイレにいたところ、歌声が聞こえて来たので、外に行ってみると彼らでした。そこで彼らの公演を見たことがあったけど、後に『K-POPスター2』で改めて目にして、兄妹があんなに仲良く音楽を楽しんでいる姿がとても印象的でした」

記者 : チョ・ギョンイ