Vol.1 ― ホ・ガク「僕が“切ないバラードだけを歌う歌手”だって?」

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写真=A-Cubeエンターテインメント

“良質なロングセラー”と好評のアルバム「LITTLE GIANT」で戻ってきた

歌手ホ・ガクの1stアルバム「LITTLE GIANT」が完成度の高い構成で“良質なロングセラー”という評価を受けている。2月5日に初公開した「モノドラマ」を始め、タイトル曲「1440」までリリースから1ヶ月が経ったが、様々な音楽ランキングで依然として上位にランクインしている。

「計9曲が収録されているけど、5ヶ月ほど準備しました。本当に一生懸命にレコーディングしました。事務所もいい曲を選んでくれて、イラストなどジャケットにも力を入れてくれました。僕は歌い手ですから、本当に一生懸命にレコーディングしよう、それだけを考えました。9曲をレコーディングしましたけど、本当に意味のある作業だったし、嬉しかったです」

ホ・ガク流のバラードで、デビュー当時から多くの人々に愛されてきた彼だけに、1stアルバムのタイトル曲としてバラードではなく、ダンス風のミディアムテンポ曲「1440」をリリースした時は、疑問に思うファンも多かった。

「ホ・ガクがバラードだけを、切ない曲だけを歌う歌手でないことをお見せしたかったんです。これからも無理せずに少しずつ違う一面をお見せしたいと思います。それでタイトル曲を「1440」にしました」

「1440」でホ・ガクは8人のダンサーと共に明るく軽快なダンスを披露する。初めてチャレンジするダンスなのでぎこちないのも当然だった。

「実は最初、僕自身もぎこちなかったんです。歌い始めるときに、僕の前にいるダンサーとすごく近づいて目が合っていたけど、どこを見ていいか分かりませんでした。でも、今は仲良くなって話を交わしたり、ダンスにも結構慣れてきました。今はバラードを歌った時より汗の量も減りました。それに一人でステージでバラードを歌うより、誰かがそばにいると頼ることもできますし。今はダンサーの方々と踊りまくっています(笑)」


「嫉妬するほど上手なチョン・ウンジとの曲がお勧め!」

「モノドラマ」と「1440」がランキングの上位にランクされている。その他にホ・ガクが1stアルバムから薦めたい曲には何があるだろうか。

「Apinkのチョン・ウンジさんとのデュエット曲『別れると分かっているから』をお勧めしたいです。チョン・ウンジさんがあまりにも上手に歌っていて本当に嫉妬するほどです。すごくいい曲です。

もう一つは『愛したくて』です。僕がこの曲の作詞に参加したことで意味があると思います。これからも作詞の勉強をしながら、作詞を手がけたいと思います。僕のストーリーを書いた曲でもあってもっと好きな曲です。「モノドラマ」で一緒に歌ったユ・スンウ君を呼べないときはこの曲を歌う予定です(笑)」

オーディション番組「SUPER STAR K2」の優勝者であるホ・ガク。彼の第1作目のアルバム。歌手の夢を叶えて多くの人に認められ、地道に熱く音楽活動を展開している。

「これから単独コンサートもやってみたいし、楽器も学びたいです。ギターの上手なキム・ジス、ユ・スンウ、ホン・デグァンのことが、すごく羨ましかったんです。作詞も作曲も学びたいし、いろんな分野を一生懸命に学びたいと思います。これからも歌だけで認められるミュージシャンになりたいと思います。まだ音楽一つもうまくできず色々と足りなくて、よそ見もできないんです (笑)」

記者 : チョ・ギョンイ