「男子取扱説明書」思わず腹を抱えて笑ってしまう名シーンとは?  

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女心をわし掴むラブコメディ「男子取扱説明書」、キャストが選んだ名シーン

くすくす笑っていたのがいつの間にか腹を抱えて笑うようになる。今年女心を揺さぶって男性たちを反省させる、ラブコメディ映画「男子取扱説明書」が4日に初公開された。

ソウル三成洞(サムソンドン)COEXのMEGABOXで開かれたメディア試写会にイ・ウォンソク監督を始め、キャストのオ・ジョンセ、イ・シヨン、パク・ヨンギュが出席した。

同作は能力はあるものの、あらゆるハードルにぶつかりなかなか能力を発揮できない、あるCMアシスタントディレクターの恋愛成就ストーリーである。優柔不断な性格で人が面倒がる仕事を黙々とこなしているものの、男性にはモテずいい人で終わってしまう女性。彼女がある日、恋愛の裏技が収められたあるビデオテープを拾い、繰り広げられるエピソードを描いている。

キャストたちは試写会での映画に対する好評に大変喜んでいた。それぞれキャラクターが個性的でコミカルな要素が強かったため、キャスト自ら挙げる“名シーン”があるようだった。

劇中、長い下済み時代を終え、突然大ブレイクを果たした俳優イ・スンジェ役を演じたオ・ジョンセは、「スンジェがビルの2階から落ちて飲酒検問に捕まるまでの流れが記憶に残る」とし、「すべてのシーンで大げさに見えるのではと心配もしていたけど、監督とシヨンさんと話し合ってよくコントロールできた」と述べた。

劇中オ・ジョンセはヤキモチをやいたあまりに「他の男と寝た?」ばかり聞く多少かっこ悪い姿も見せた。これに対しオ・ジョンセは「本気ではないけど、男性がよくやってしまう間違いだ。ある意味それが男性の率直な本音かもしれない。それで記憶に残る」と答えた。

イ・シヨンは印象的なシーンのシーンナンバーまで覚えていた。彼女は同作でCMアシスタントディレクターのチェ・ボナ役を演じた。チェ・ボナに対し、イ・シヨンは「シーン87だったけど、スンジェに『寝た?』と聞かれ、それまでの人生と価値観を話す重要なシーンだった」とし、「うまく演じたかったのでたくさん練習した。やればやるほどうまく感情が沸かず、また練習をしないと不安で…そのシーンだけで20回以上撮った」とエピソードを公開した。

映画で男子取扱説明書を講義するDr.スワロスキー役のパク・ヨンギュは一種の解説者の役である。彼は「欲張って面白くしたい気持ちもあったけど、かえって二人の主人公を目立たせるように抑え気味で演じた」とし、「それでも映画的な面白みのためには、ファストフード店のシーンを挙げたい。映画でしかできないコミカルなシーンだと思う」と伝えた。

愉快さと共に恋愛に苦しむこの時代の男女への恋愛ガイドとなる映画「男子取扱説明書」は、2月14日韓国で公開される。


記者 : イ・ソンピル、イ・ジョンミン