ソ・テジ、音楽著作権協会との著作権訴訟で一部“勝訴”

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写真=マイデイリー DB
歌手ソ・テジ(本名:チョン・ヒョンチョル)が、著作権訴訟でまた一部勝訴した。

ソウル高等裁判所の民事4部(イ・ギテク部長裁判長)は、16日にソ・テジが社団法人韓国音楽著作権協会を対象に申請した著作権使用料請求訴訟の破棄差し戻し審理で「協会はソさんに2億6400万ウォン(約2211万円)を支払う」と一部勝訴の判決を下した。

ソ・テジは2002年、音楽著作権協会が自身の曲「Come back home」をパロディーした歌手の曲を正式承認すると、契約解除の意思を明らかにした。

翌年、裁判所で著作権信託管理を禁ずる仮処分決定を受けたにもかかわらず、協会の著作権料の徴収が続くことで、ソ・テジは2006年12月、4億6000万ウォン(約3853万円)に上る金額を返還するよう訴訟を起こした。

一審判決では、ソ・テジ側の主張を受け入れず、原告敗訴になったが、二審では、著作物を許可なく使用できるように放置した責任があるとして、協会に5000万ウォン(約420万円)を賠償する責任があると判決を一部を覆した。

しかし、最高裁判所3部(主審ミン・イルヨン最高裁判長)は、昨年7月、原告の一部勝訴で判決した原審の被告敗訴部分を破棄し、事件をソウル高等裁判所に差し戻した。

記者 : コ・ギョンミン