「ドラマの帝王」すべての駅に停車するんですか ― Best or Worst

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ストーリー

ソン・ミナ(オ・ジウン)とアンソニー・キムのキス現場を目撃したイ・ゴウン(チョン・リョウォン)は、2人の関係を疑いながらも自分の感情に違和感を抱く。母親が準備してくれたパプチャ(ご飯車)を運転して撮影現場に向かっていたイ・ゴウンとアンソニー・キムは事故に遭い、2人きりで夜を明かすことになる。カン・ヒョンミン(SUPER JUNIOR シウォン)が2人の関係を疑いからかったことで、ソン・ミナは機嫌が悪くなる。一方、自身の局長任命に、父親の力が介入していたことが分かったナム局長(クォン・へヒョ)は、辞退することを決心し、この話を聞いたオ・ジンワン(チョン・マンシク)は、キム副局長(ソン・ミンヒョン)が彼の後任になれると思い込む。

Best or Worst

Worst:事件が多い「ドラマの帝王」は、瞬間速度は速いかもしれないが、区間速度が速い作品ではない。劇中ドラマ「京城(キョンソン)の朝」は未だに撮影の序盤に留まっており、人物たちの感情もあまり進んでいない。突然事件が発生する中で、時々ストーリーが効果的ではない方法でシーンを描写することに時間を費やし、停滞された区間はエピソードを積み重ねるだけで、ドラマ全体を貫く独特の流れを作り出せなかった。人物の本心を描くために、彼らの両親を動因する方法や、人物たちの感情を高めるためにクリシェ(ありふれたものになってしまった対象の意)に頼るのは、ドラマの限界に直面したということである。さらに、“ドラマを守る”と言ったナム局長の意志は、1話で自己矛盾に陥ってしまった。このドラマは目的地に向けて全力で走っているが、窓の外の風景を見逃していて、通らなければならない駅がたくさん残っている。走る方法ではなく、目的地が最も重要であるという事を念頭に置かないと、今後一緒にこの旅はできないだろう。

仲間たちとおしゃべりするポイント

― 冬は本当にいい季節だ。昨夜、母親が作ってくれたスープとご飯を、翌朝スタッフみんなで食べてもお腹を壊さない季節だから。
― 「私の子どもが変わりました」に出演を勧誘:2012年、あなたの選択は?
アンソニー・キム(キム・ボンダル、1種 普通) vs カン・ヒョンミン(ランドマー“キング”、精神年齢が7歳と思われる)
― 今さら話すのも何なんですが、酷いと思ったことがあります。ク監督が十歳以上も年下の若い俳優たちにデマを流したのです。「恥ずかしくないですか!」と興奮して荒い息づかいをしている私は大きな衝撃を受けました。(スタッフSの手記から)

記者 : ユン・ヒソン、翻訳 : ナ・ウンジョン