ソウル高裁、RAINの公演をめぐりJYPエンターテインメントに慰謝料命令

YONHAP |

RAIN(ピ)の5thアルバム記念公演をめぐる裁判で、ソウル高等裁判所は11日、契約を履行しなかった当時の所属事務所であるJYPエンターテインメントに慰謝料5000万ウォン(約365万円)の支払いを命じたと明らかにした。

2008年に発売されたRAINの5thアルバム記念公演のコンテンツ事業化のため設立された特殊目的法人は同年10月、JYPエンターテインメントと共同事業契約を締結した。JYP側が公演制作会社から著作権と公演チケットを確保してくれれば、同法人がDVDと旅行商品を販売し、収益金を分けることが契約の骨子だった。

しかし、契約は履行されず、コンテンツ化事業を推進できなかった。これを受け、特殊目的法人は10億ウォンの支払いを求める賠償訴訟を起こした。一審が原告側敗訴の判決を言い渡したのに対し、今回の控訴審では「原告の名誉または信用が傷つけられた」とし、慰謝料の支払いを命じた。

記者 : 聯合ニュース