女性家族部、PSYや2PMなどの計293曲の「青少年視聴不可」判定を取り消し

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2PM、PSY、10CM(写真上から時計回り)、写真提供=マイデイリー DB、JYPエンターテインメント、10music
青少年に有害だと判定された293曲の音楽が、誰でも楽しめるようになった。

23日に女性家族部の傘下にある青少年保護委員会が電子官報を通じて告示した「女性家族部告示第2012-63号(青少年有害媒体)」によると、女性家族部は歌謡曲238曲とポップソング55曲に対する青少年有害媒体の判定を取り消した。

青少年保護委員会は、「青少年保護法第20条によって青少年保護委員会で審議し、これ以上青少年に有害ではないと認定されたことにより、青少年有害媒体の決定を取り消し、次のように告示します」とし、青少年有害媒体の判定を撤回した。

この日の告示は、10日に女性家族部の審議分課委員会を経て、青少年保護委員会の審議によって最終確定されたもので、有害判定が撤回された曲は歌手PSY(サイ)の「Right Now」、チャン・ヘジンの「酒よ」、2PMの「Hands Up」、10CMの「アメリカーノ」、Vodka Rainの「深夜食堂」などだ。

PSYの「Right Now」は、「人生は強い酒」や「おかしいやつだな、遊びすぎて倒れたんだな」などという歌詞を根拠に青少年者有害媒体の判定を受け、このほかの曲は飲酒文化を奨励するような内容と扇情的な歌詞のため、青少年たちが聞くことができなかった。

昨年10月11日、女性家族部は合理的な方法で青少年有害媒体に対する判断決定のため、「青少年有害媒体(CDおよび音楽ファイル)審議細則」を制定し、施行した。

これに対し、細則制定する以前に青少年有害判定を受けた曲の中で、単純に「酒」「タバコ」などの用語が含まれていたり、過度ではないスラングを使用した曲などについては、青少年有害媒体の決定を取り消す手続きをすることも制定された。

記者 : チェ・ジエ