「太陽を抱く月」で護衛武士のウン役を演じ、人気を集めた俳優ソン・ジェリムが、映画に出演する。

ソン・ジェリムは韓国映画界の期待作として浮上している映画「サスペクト 哀しき容疑者」にキャスティングされた。映画「サスペクト 哀しき容疑者」は、北朝鮮から捨てられ、韓国で代理運転の仕事をしながら暮らしていた北朝鮮特殊部隊出身の傭兵が、大手企業会長殺人事件の犯人の濡れ衣を着せられ、追われる過程を描いた作品だ。

これに先立ち、コン・ユやチョ・ソンハ、パク・ヒスンなどがキャスティングされており、ソン・ジェリムは北朝鮮のエージェント役で合流する予定だ。

「サスペクト 哀しき容疑者」の関係者は「ソン・ジェリムが『太陽を抱く月』で見せた存在感は新人とは思えないほどだった。テレビや映画館で、ソン・ジェリムの本当の価値が更に際立つはず」と語った。同関係者によるとソン・ジェリムは、劇中ハードなアクションも披露する予定だという。

ソン・ジェリムは映画「女優たち」「グランプリ」や、ドラマ「美男ラーメン店」「太陽を抱く月」などの作品に出演している。

映画「サスペクト 哀しき容疑者」は「セブンデイズ」「殴打誘発者たち」を演出したウォン・シヨン監督が手がける作品で、9月にクランクインする予定だ。