「SMTOWN」ソウル公演、蚕室をヒートアップさせたスターの共演!

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SMエンターテインメント所属の52人のアーティストは、ソウル蚕室(チャムシル)に集まった世界の4万人の観客を笑わせ、泣かせた。

東方神起、少女時代、SUPER JUNIORなど52人のSMエンターテインメント所属のアーティストは、18日の午後6時ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場メインスタジアムで開かれた「SMTOWN LIVE WORLD TOUR III in SEOUL」で、それぞれの独特な魅力をアピールしながら4万人の観客を魅了した。

この日、SMエンターテインメントのアーティストらはグループごとのステージのほかに、コラボステージでも新鮮な魅力をアピールした。

コンサートに先立って行われた「MUSIC NATION SMTOWN」の宣布式では、「音楽で一つになろう」というSMエンターテインメントのビジョンを広く知らせるきっかけとなった。

宣布式では、韓国をはじめ、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、ブルネイ、カザフスタン、ポーランド、ロシア、ミャンマー、イスラエル、日本、中国、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、スウェーデン、ベルギー、ノルウェイ、ベトナム、インドネシアなど、約30ヶ国の代表が自国の旗を持って公演会場に入場した。

SMエンターテインメント所属のアーティストたちは、各国の代表に花束を渡しながら彼らと暖かくハグをした。SBS「強心臓」でトークセンスをアピールしてきたSUPER JUNIORのシンドン、イトゥク、ウニョクがこの姿を生中継で伝え、面白さを倍増させた。

仮想国家の国旗掲揚と宣言文の朗読が終わると、SMエンターテインメントのイ・スマン会長は観客に向って手を振りながら微笑んだ。

宣布式後、コンサートは始まった。事前制作した映像が流れると、観客は各アーティストの名前を叫びながら歓声と拍手で応えた。

オープニングステージは天上智喜が飾り、「One More Chance」を歌いながら公演の幕を開けた。

懐かしい面々も登場した。チャン・リイン、チュ・ガヨル、キム・ミンジョン、SUPERJUNIOR Mのヘンリー&チョミなど、韓国での活動が比較的少なかったアーティストたちが出演し、自身のヒット曲を歌いながらファンと交流した。

少女時代の元気で可愛らしいステージとSUPER JUNIORのカリスマ性溢れるステージも印象的だった。黒の衣装を着て「Run devil run」を歌う少女時代姿からは小悪魔のオーラが、「Genie」を歌う姿からは近所に住む少女のような親近感が感じられた。

SUPER JUNIORはキレのある「SUPERMAN」のステージでカリスマ性をアピールした。ステージの中央から上がるリフトと吹き上がる水は、彼らの素晴らしいビジュアルを完成させた。東方神起とBoAのステージもやはり完璧だった。

SMエンターテインメントならではのコラボレーションステージも注目を集めた。

f(x)のエンバ、SHINeeのキー、EXO-MのクリスはFar East Movementの「Like A G6」を歌いながら息ピッタリのステージを披露した。

続いて少女時代のジェシカ、f(x)のクリスタルも「California Girls」を熱唱した。コラボステージのハイライトは東方神起のチャンミンとSUPER JUNIORのキュヒョンが飾った。Bruno Marsの「Just The Way You Are」歌う二人のステージに、SHINeeのテミンが女装をして登場し、足を大きく開いたポーズで観客を笑わせた。

ほかにもSUPER JUNIORのリョウクとEXO-KのディオもFly To The Skyの「Missing You」で歌唱力をアピールした。さらに少女時代のテティソ、EXOのディオ、チャンヨル、ルハン、セフンもUsherの「DJ Got Us Falling In Love Again」を熱唱し、ファンの声援に応えた。

東方神起のユンホ、SUPER JUNIORのウニョク、SHINeeのテミン、f(x)のビクトリア、少女時代のヒョヨン、ユリ、ユナ、EXO-Kのカイ、EXO-Mのタオなど、各グループを代表するメンバーが披露するダンスバトルもファンの心を一瞬にして捕らえた。

観客は終始興奮を隠せなかった。グループステージだけでなく、個別ステージに立ったSMエンターテインメント所属のアーティストたちが、音楽とパフォーマンスで情熱をアピールしたからだ。

最後には52人のアーティスト全員でH.O.T.の「光」を歌うことで華やかなコンサートのフィナーレを飾った。

今年で3回目を迎えた「SMTOWN LIVE」は2008年、2010年に行われたワールドツアーを通じてK-POPブームを巻き起こし、名実共に世界的なコンサートブランドとして位置づけられた。今回の公演に先立って開催されたLA、東京、台北公演も大成功させた。

今回のコンサートでSMエンターテインメント所属のアーティストらは51曲を歌い、華やかなパフォーマンスで4万人の目と耳を喜ばせた。一部の観客は感動の涙を流し、ステージから一瞬も目を離さずに拍手で応援した。

SMエンターテインメントの関係者は「今回のコンサートは友達同士、恋人だけでなく、家族も一緒に楽しめるように企画された。また、アジアのみならず、アメリカ、フランス、ドイツ、ロシアなどの地域からもファンが参加し、グローバルコンサートとしての地位を高めた」と説明した。

「SMTOWN LIVE WORLD TOUR III in SEOUL」コンサートの後、SMエンターテインメント所属のアーティストたちは9月22日にインドネシアのGBK競技場でコンサートを開催し、5万人の観客とともに音楽で一つになる予定だ。

記者 : カン・スンフン