SKARF“アジア最高のガールズグループになりたい”
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写真キム・ヨンドク
韓国人メンバー2人とシンガポール人メンバー2人で構成された4人組のガールズグループSKARF(スカーフ)がミニコンサートを開催し、順調なスタートを切った。SKARFは14日午後2時、ソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)のILCHI ART HALLで開かれたミニコンサートで「Oh!Dance」「My Love」などを歌い、人々の注目を集めた。
1年間の準備期間を経てデビューしたSKARF。この日、シンガポール人のメンバーTASHAとFERLYNは多少たどたどしいものの、韓国語ではっきりと質問に答えた。
SKARFは「1年間準備した。とても嬉しい」とデビューの感想を語った。続いて「グループ内でのコミュニケーションには韓国語を主に使っていて、英語やボディランゲージを使うこともある。コミュニケーションには問題ない」と付け加えた。
また「ライバルは、2012年の新人賞を狙っているすべてのアイドルグループだと思う」と述べ、「今後韓国だけではなく、シンガポールや中国などでも活動してアジア最高のガールズグループになりたい」と抱負を語った。
タイトル曲「Oh!Dance」はBrown Eyed Soulのジョンヨプと実力派シンガーソングライター、Eco Bridgeが手がけたダンス曲で、明るくて爽やかだが、中毒性の強いメロディーだ。さらに“ritardando”“adagissimo”“fortissimo”“accelerando”などの音楽の強弱や速さを示す記号を擬人化して、恋に落ちた気持ちを表現したイタリア語の歌詞が独特だ。
「My Love」は歌手Aileeのデビュー曲「Heaven」を作曲したイ・ギとソ・ヨンベが意気投合して作った曲で、音楽性、大衆性、新鮮な魅力をまんべんなく備えている。
SKARFはミュージックビデオの中で、純白のミニドレスを着た清楚な少女の魅力と、バービー人形を連想させる爽やかで溌剌とした魅力をアピールしている。スタイリッシュな映像に可愛くパワフルな振付けが加わり、さらに注目を集めている。
元祖ガールズグループであるFin.K.L(ピンクル)やS.E.Sを連想させる感性豊かな音楽と、メンバー4人がデザインした絵を使ったスカーフをポイントとしたシンプルなスタイリング、見る人の視線を捉える“Ohダンス”という振付けは、機械音が飛び交う昨今の音楽界に新たなセンセーションを巻き起こすことを予告している。
SKARFというグループ名は、スタイリッシュさの代表アイテムであるScarf(スカーフ)に、シンガポール(Singapore)のS、韓国(Korea)のKを合わせたものだ。誰でも気楽に楽しめる音楽で、多彩でユニークなイメージを披露したいという覚悟と、シンガポールと韓国の相互発展を図り、アジアを越えて世界を目指すという意味が込められている。
独特なコンセプトと4人それぞれの魅力を持つ“ピュアなアイドル”SKARFは11日、MBC MUSICで放送されたリアリティードラマ「Oh MY SKARF」で、初めて視聴者の前に現れた。
◆SKARFとの一問一答
―今後の計画は?韓国でデビューしたので、まずは韓国での活動に専念したい。それからシンガポールや中国などのアジア地域でも活動する予定。
―デビューの感想は?
子供の頃から歌手になりたかった。今の気分は“最高”。
―ライバルだと思えるガールズグループは?
一緒にデビューした新人たち。同じ時期に活動をする新人の中でもSKARFが成功するように願っている。2012年の新人賞を狙っているガールズグループたちがみんな私たちのライバルだと思う。
―韓国でデビューした理由は?
韓流が有名だし、子供の頃から歌手になりたかった。シンガポールではK-POPの人気が高いのに、K-POPをやっているシンガポール人はまだ1人もいない。だから私が、初のシンガポール人のK-POP歌手になりたかった。
―FERLYNとTASHAが一番会いたい韓国の歌手は?
ジョンヨプさんに会いたい。
記者 : カン・スンフン