ミュージカル「美男<イケメン>ですね」K-POPと“ドラマカル”の融合

OhmyStar |


日本でもヒットしたサウンドトラックを新しくアレンジ

ミュージカル「美男ですね」の試演会が、8日午後4時に世宗(セジョン)文化会館Mシアターで行われた。キャストのイ・チャンヒ、パク・ジヨン、ドンヒョク、チョ・ヒョンギュなどが参加し、一幕を中心に試演が行われた。

試演を行う前にドンヒョクは、「他のミュージカルでやってないことに挑戦する。それはK-POPと融合してミュージカルを作ったという点だ。K-POPを習いながら流した汗が実を結ぶように頑張りたい」とK-POPとの融合を他のミュージカルとの相違点として挙げた。

イ・チャンヒは「キャストとスタッフが約3ヶ月間準備した。暑い夏を涼しく過ごせるような楽しい作品」と「美男ですね」を紹介した。パク・ジヨンは「ドラマで聴いていたナンバーももちろんあって、それ以外にも『空がとても綺麗』『私は幸せ』のような新しいナンバーも加わった」と自信を示した。

チョ・ヒョンギュンは「16話まであるドラマをどうやって140分に圧縮するのか、先が見えなかった。MT(親睦のための合宿)でアイデアを得た」とチームワークを自慢した。

「美男ですね」はK-POPアイドルグループのメンバーが主人公の“ドラマカル”である。“ドラマカル”とはドラマをミュージカル化したという意味。同名のSBSドラマはグループのリーダーのファン・テギョン(チャン・グンソク)と男装してグループに入るコ・ミニョ(パク・シネ)を前面に出し、放送当時注目を集めていた。この日、試演されたハイライトにはチョン・ジンソクとファン・ヒョンジョンさんが振付・演出を行った多彩なダンスが印象的だった。

原作は韓国だけではなく、韓国で放送された翌年の2010年にKNTVを通じて日本に紹介され、日本のファンからも高い注目を浴びていた。放送当時、同国の地上波テレビ同時間帯視聴率1位になったほか、DVD販売でも1位を獲得した。

ドラマ「美男ですね」は少女漫画のような感性、ファンタジー、ハッピーエンドのラブストーリーを展開し、甘い恋愛を夢見るすべての女性に支持された。さらに同作のサウンドトラックは韓国で3万枚以上売れるほど人気を集め、ミュージカルではこのサウンドトラックで人気を集めていた「言葉もなく」「相変らず」「胸が悪口を言う」「どうしよう」を新しくアレンジした。

チャン・グンソクが演じたA.N.JELLのリーダーファン・テギョン役には、グループOPPA出身のイ・チャンヒが、パク・シネが演じたコ・ミニョ(コ・ミナム)役はパク・ジヨンが、CNBLUEのジョン・ヨンファが演じたカン・シヌ役はグループT.H.E. Story出身のドンヒョクが、ジェルミ役はチョ・ヒョンギュンが演じる。

韓国で8月7日に幕を開けたミュージカル「美男ですね」は、9月9日まで約1ヶ月間世宗(セジョン)文化会館Mシアターにて上演される。

記者 : パク・ジョンファン