YG、下半期にも切り札が続々登場…その行方は?

OSEN |

YGエンターテインメント(以下YG)が下半期に充実したラインナップを準備しており、上半期に続くヒットになるか、関心が寄せられている。

YGは既に5人のメンバーから一部を公開した新人ガールズグループを始め、SBS「K-POPスター」出身の秀Pearlsをデビューさせる予定だが、最近EPIK HIGHとも契約を結び、まさに“BRAND NEW”ラインナップを構築した。この半年間、SE7EN、BIGBANG、2NE1、PSY(サイ)の新曲を次々とヒットさせてきたYG。下半期の彼らの動きに注目が集まるのも当然のことだ。

EPIK HIGHは9月にアルバムリリースが決まっている。既にレコーディングを終え、最後の仕上げ作業中である。TABLOに続き、メンバーのMITHRA、DJ TUKUTZとも契約を結んだYGは、PSYに続く“外部アーティスト”を迎え、ラインナップをより豊かにした。3年ぶりのアルバムリリースであるだけに、業界から大きな関心が寄せられると見られる。昨年リリースしたソロアルバムでは重くて落ち着いた曲を披露したTABLOだが、EPIK HIGHでは以前のような楽しい曲に戻る可能性が高いという。

イ・ハイを迎え入れた秀Pearlsも同じ時期にデビューを果たすと見られる。今年はガールズグループの人気が続いているが、ボーカルにフォーカスを当てたメンバー構成で差別化を図る。メンバーは「K-POPスター」の放送期間中、爆発的なアクセスを記録したステージを数々披露した能力を持っているだけに、そのデビューステージへの関心も高まっている。

ボーカル中心の秀Pearlsとは違うタイプと知られているガールズグループも下半期にデビューする。「YGらしい音楽を可愛い容姿のガールズグループが披露したらどうだろう」ということからスタートした同グループは、早くも5人のメンバーを次々と公開し、毎回ネットで大きな話題となった。

またPSYの「江南(カンナム)スタイル」は大ヒット中であり、BIGBANGや2NE1などYG所属のアーティストが新曲を発売するたびに音楽ランキング1位を獲得するなど、YG流の音楽が強いブランドパワーを発揮している。そのため、これらのクループの新曲がヒットするかどうかに注目が集まっている。EPIK HIGHのニューアルバムが良い成績を残し、新人グループも音楽ランキングに華々しくデビューを果たせば、YGのプロデュース力が業界のホットな話題として浮上するとみられる。

一方、従来のYG所属アーティストの新曲発表も相次ぐ。G-DRAGONは8月にニューアルバムを出す。これは2009年「Heartbreaker」以来約3年ぶりのソロ活動である。上半期にBIGBANGの「BLUE」「FANTASTIC BABY」「MONSTER」などでランキング1位を獲得した彼が、下半期にも“ヒットメーカー”になれるかどうか、注目が集まっている。

2NE1も新しいシングルを準備している。最近「I LOVE YOU」をリリースし、デビュー以来始めてセクシーなイメージにチャレンジした2NE1は、新曲で既存の2NE1のカラーを強化するという。

記者 : イ・へリン