ドラマや音楽でリアルな釜山訛りが登場“新鮮さUP”

OSEN |

予想できなかったところから訛りが聞こえてきて、新鮮さは倍になった。MBC医療ドラマ「ゴールデンタイム」と、ラップにリアルな釜山(プサン)訛りの歌詞を入れたグループB.A.Pがその主人公である。

月火ドラマ「ゴールデンタイム」は、釜山総合病院救急救命室を舞台にした医療ドラマである。このドラマは、釜山オールロケの撮影で、俳優たちのリアルな訛りでドラマの面白さが増している。

特に、外傷チームの医師チェ・イニョク役のイ・ソンミンと彼の秘書シン・ウナ役のソン・ソンミの訛り演技は圧巻である。実際に釜山出身のソン・ソンミは、リアルで流暢な方言を使う。

医療ドラマに方言が登場するケースは稀なことである。これまで医療ドラマの中の医師は標準語を使い、医療用語で“スマート”な姿を見せてきたが、「ゴールデンタイム」は釜山の訛りで、より親しみやすい雰囲気を与える。救急救命室での訛りの演技は、医療ドラマとしては初めての試みであり、新鮮な印象を与える。

音楽にも訛りを全面に出した曲が登場した。19日「NO MERCY」を発表したB.A.Pは、釜山訛りをラップに利用した。ラッパーのバン・ヨングクとZELOは、方言のラップをやり取りしながら、伝えたいメッセージをより強烈に表現した。

これまで1~2単語くらいの方言を曲の途中に入れる歌手はいたが、B.A.Pのように訛りを曲の前半に長く入れたのは異例のことである。これはリーダーのバン・ヨングクのアイデアだったという。

彼は、先日OSENとのインタビューで「僕が訛りのラップを入れようと提案した。デヒョンが釜山出身なので助けてもらった。訛りで新鮮な雰囲気と音楽への信念を強くアピールする効果を与えたかった」と述べた。

記者 : ファン・ミヒョン