1曲の活動期間は、約4週間。後続曲の活動で同じアルバムに収録された様々な曲を紹介するより、「リパッケージ」「シングル」という名を付けて新しいCDを発売することが一般化された。4月にEP「Alone」を発表し、「私一人(Alone)」で人気を集めた4人組ガールズグループSISTAR(ヒョリン、ソユ、ボラ、ダソム)の歩みも大きく違わない。“カムバック”という単語を使うのが躊躇われるほどだ。28日にサマースペシャルアルバム「Loving U」を発売するSISTARに、26日午後ソウル龍山(ヨンサン)で会った。

SISTAR、海外での活動はどんな姿？「ホテルの部屋から出られないんです」

「私一人」でタイトなスリット入りワンピースでセクシーな姿を強調していたなら、「Loving U」は夏のバカンス地を連想させるマリンルックとバカンスルックが中心となっている。雰囲気も一変した。20代初めの女の子の雰囲気で、明るく爽やかだ。だといって、得意なセクシーさを捨ててはいない。ハワイで撮影したミュージックビデオで、ボラは夕日を背景にシルエットダンスを踊り、ファンを驚かせた。所属事務所は、小型飛行機や有名サーファーなどの登場で2億ウォン(約1370万円)が投入されていると述べた。

少し早めのサマーバカンスではなかったかという質問に、しばらく躊躇ったボラは「韓国と海外の色んなところで公演をするけど、いつも現地を観光をする時間はあまりない」と打ち明けた。ホテルに泊まるときも、ホテル内でファンが待ち伏せているので、ルームサービスで食事を済ませることが多いという。

ボラは「海外公演のときは、空港に到着し次第会場に移動してリハーサルを行い、再びホテルへ戻ってくる。そして次の日は記者会見場へ移動するのが普通だった。色んな国を訪問したけど、後で考えたらそこが韓国だったかそうでなかったか分からなくなる」と話した。

計画通りであれば、SISTARは「私一人」の活動以降少しブランクを持って下半期に発売するアルバムを準備しようとしていた。久しぶりに休暇も予定していたが、残念ながらそれは次の機会になった。これについてボラは「社長(所属事務所のSTARSHIPエンターテインメントのキム・シデ代表)から、短くても休暇をいただけないかと期待している」と微笑んだ。

ソユの悩みは？「ふくふくのほっぺた、肉が落ちて欲しい」

「イベントステージで普通4曲くらい歌うが、4番目の曲では脚がふらふらすることもある」と話したSISTAR。「Push Push」でデビューして「Ma Boy」「So Cool」「あなたなんて」に「私一人」まで、長いブランクもなく活動してきた。「私一人」で一層成熟したと評価されるソユに、最近悩みを聞いた。ソユはふくふくのほっぺたと、プロポーション管理だと答えた。

ソユは「Wonder Girlsのソヒなどはほっぺたがふくふくで可愛いイメージだけど、私は可愛いキャラクターでもないのにほっぺたに肉が多くてストレスになる。カメラマッサージを受けて、人々から愛されながらデビュー当時よりは可愛くなったと言われているけど、頬の肉は少し落ちて欲しい」と伝えた。

続いてソユは「ボラとヒョリンは特に運動をせず、ダソムは普段からあまり食べない方だけど、私は少し食べただけでも一生懸命鍛えなければプロポーションを維持できない。『私一人』でタイトな衣装を着て『痩せてる、グラマラス』と評価されたが、かえってそういう言葉が負担になることもある。さらにきちんと管理しなければと思う」と付け加えた。

SISTARは28日Mnet「M COUNTDOWN」を皮切りに、「Loving U」の活動に乗り出す。