チュウォン、ペク・ソンヒョン…“おバカ”な男がお茶の間を沸かせる!

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最近“おバカ”な男が韓国をお茶の間を沸かせている。

スタートを切ったのは、KBS 2TV週末ドラマ「棚ぼたのあなた」(脚本:パク・ジウン、演出:キム・ヒョンソク)でパン・ジャングン役として出演中の新人俳優のクァク・ドンヨンだ。劇中で中学生のジャングンは、パン・ジョンベ(キム・サンホ)とコ・オク(シム・イヨン)の一人息子で、一見全てが完璧であるように見えるが、実際の成績は全校の“ビリ”だ。

誰よりも一生懸命に勉強はしているが、全校で最下位の成績という“屈辱”から逃れていはいない。“ビリ脱出”をめぐって競争中のパク・マンシクとは掛け替えのない親友で、家庭教師のチャ・セグァン(カン・ミニョク)は二人のことを“Mr.ダム&ダマー”と呼んでいる。絶頂の無学でジョンベと家族を驚かせているジャングンは、その勉強の出来なさでセグァンを“挫折”させることも得意だ。もちろん誰から見ても、それは“わざと”ではない。

KBS 2TV月火ドラマ「ビッグ~愛は奇跡~」(脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン、演出:チ・ビョンホン、キム・ソンユン)でも、可愛い“おバカ”が登場する。ペク・ソンヒョンが演じているキル・チュンシクだ。チュンシクは父と姉が教師であるという事実が恥ずかしいほど無学さを極めている。「義兄」と「義妹」を間違ったり、「slave」を「sleep」と聞き間違える知識のなさや、片思いの相手であるチャン・マリ(miss A スジ)の前で毎回“透明人間”扱いをされるも、それでも好きだと追いかけている一途な姿が視聴者を爆笑させている。

素晴らしい成長を遂げた子役出身俳優ペク・ソンヒョンの図々しい演技に、視聴者たちは「ペク・ソンヒョンにこんな一面があったとは新鮮だ」「“おバカちゃん”な魅力が本物のように似合う」「ペク・ソンヒョンの再発見」などのコメントを残し、声援を送っている。

イケメンで“おバカ”な男性は、バラエティ番組にも登場している。KBS 2TV水木ドラマ「カクシタル」(脚本:ユ・ヒョンミ、演出:ユン・ソンシク、チャ・ヨンフン)でヒーローのカクシタルとして活躍しているチュウォンがその主人公だ。チュウォンは韓国で24日に放送されたKBS 2TV「ハッピーサンデー」のコーナー「1泊2日」で“おバカ”な新しい魅力をアピールした。

この日、チュウォンはオム・テウンとともに散歩路チームを組み、リレークイズに挑戦することになった。彼は「『我思う、ゆえに我あり』という名言を残した人は?」「韓国の6大広域市を10秒以内に答えろ」などの問題で崩れ、爆笑を誘った。このようなチュウォンの姿は、「1泊2日」シーズン1の“ブレイン 愛と野望”だったイ・スンギとは異なり、自分だけのキャラクターをアピールすることができた。シーズン2の新メンバーとして決まった当時、チュウォンは年齢的にチームの最年少メンバーであるということや、ドラマ撮影を並行しているということなどからイ・スンギとキャラクターが重なるという指摘を数回受けたことがあった。

上記の3人は、外見も優れているという共通点がある。完璧に見える彼らから見つけられる“おバカ”なギャップで、キュートな魅力が増し、視聴者から反響を得ている。

記者 : イ・ウイン