Vol.2 ― INFINITE ソンヨルとソンジョンの「Trouble Maker」が今回のコンサートの見どころ

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―ソンジョンもTooniverse「マクイレショー」で演技を披露した。出演シーンに比べて影響の大きい演技だったが。

ソンヨル:その演技をした後、チョトンリョン(小学生の中で大統領という意味)になった!レモン味のキャンディーもたくさんプレゼントされた(笑)

L:本当に子供たちからの人気が半端ではない。一度小学校の前で撮影していたら、子供たちが「お、あそこにソンジョンがいる!」と言っていた(笑) そのときソンジョンの人気を実感した。

ソンジョン:違う、ソンジョンとは言わなかったよ。「マクイレショーに出た人だ!」と言ってたよ。その話を聞いて思ったより子供たちがその番組を見ていたんだなと思った。演技の個人レッスンは受けていなかったので、ぎこちなかったけど、子供たちが見ている番組だから明るく演じようと一生懸命頑張った。

ウヒョン:それにソンジョンは年上の女性にも人気がある。皆ソンジョンを見たら、かわいくて仕方がないようだ。

―しかし、今回の「追撃者(The Chaser)」を歌うときの眼差しは力強く印象的だったと評価を受けている。

ソンジョン:あ、(頭を下げながら) ありがとうございます。兄さんたちがモニタリングしてくれたり、アドバイスもしてくれました。それに練習するときも鏡を見ながら何度も表情の練習をしました。

―特にコンサートで披露した「Trouble Maker」が話題になった。予想とは違いソンジョンが女性の振り付けではなかったが。

ソンヨル:あ、突然ソンジョンが朝起きてお腹ペコペコなとき、「兄さん、僕と『Trouble Maker』歌う?」と聞いてきて、最初は慌てた。

ソンジョン:僕のアイデアだったので社長に今回のコンサートでやりたいと提案した。ところが歌は問題なかったけど、女性役を僕ではなくソンヨル兄さんがすることが見どころだった(笑) そのとき、どう思った?

ソンヨル:当然僕はソンヨルが女性役をすると思って「分かった、お前がヒョナさんの役をやるんだろう」と言ったら、違うと答えた。それですぐに断った。だけど、ずっと説得されて、僕も何か特別な変身がしたくて最終的には引き受けた。その代わりに僕と本当にチューしなければならないと条件をあげた(笑) どうせやるんだったらできる限りカッコよく見せたかったから。それで2人で本当に一生懸命準備をした。衣装を引き裂くことを事前に考えて運動もした。

ソンジョン:衝撃的なステージを見せたかった。

L:僕が見た感じでは2人のステージが今回のコンサートの見せ場だったと思う。メンバー全体のステージより歓声がずっと大きかったから。

―ソンヨルはメンバーの中で背が一番高いけど、あえて女性パートナーとして選んだ理由があるのか。

ソンジョン:イケメンだし、漠然と兄さんがうまそうだと思った(笑) それに一度もそんな姿を見せたことがないから斬新でもあるし。僕も今までカッコいい姿よりは主にガールズグループの振り付けを見せていたから何か違う面を見せたかった。

ソンヨル:だけど、その日の公演に両親が来ていたので恥ずかしかった(笑)

ソンジョン:だから……ソンヨル兄さんのご両親に本当に申し訳なかった。

ソンヨル:ただコンサートの話だけして、特にそのステージに対しては何も言わなかった。お互いなかったことにしたかったのかも(笑)

―ステージのオープニング「追撃者(The Chaser)」でソンヨルがスタートを切った。プレッシャーは大きくなかったのか。

ソンヨル:初日のステージだったので本当に緊張していた。モデルウォーキングをしながら堂々とステージを掌握してみろ、と言われたけど、リズムに合わせるのが本当に難しかった。それで表情にポイントを置いて声や顔はわんぱくな子供のように本来の僕の雰囲気を出そうとした。

―デビュー当時は本当に意地悪な感じがしたけど、最近は一段と大人しくなったようだ。Mnet「INFINITE 序列王」の頭脳対決でも真剣勝負に挑んでいたし(笑)

ソンヨル:あ、そのときは事前調査で1位に選ばれたので、そのランクを守ろうと本当に真剣にゲームをした。僕を選んでくれたファンたちを失望さたくなかったから出演シーンのことは考えず、皆が戦っていれば、終盤に現れて現場をまとめようとしたけど……思い通りに上手くいかなかった。

ソンギュ:それは頭脳王なので、僕も一生懸命頑張ろうとした。意欲はあったけど、放送作家の方が良い武器がある所を教えてあげると言ったのでそれだけを信じて動いたら、あまりにも早くウヒョンさんに会ってしまった。本当に悔しかった。キャラクターとか考えずに頑張ろうと思ったのに、このようにイメージを守れという神のお告げのように思えた。

―1人で動きながら他の人の行動を分析するソンヨルも知略家としてのイメージが定着した。

ソンヨル:そのときは本当に他の人の行動が全部目に見えた。特別に観察したわけではないけど、放送局で上手く編集してくれた。

―観察力もあるが、観察したことをそのまま全部話してしまう性格のようだ。まったく嘘は付けないと聞いたが。

ソンジョン:隠すことがないから。

ソンヨル:あ、嘘を付いたことはあるとは思うけど、結構率直な方だ。だけどあまりにも率直すぎて相手が傷つくような状況でも全部話してしまうときもある。以前、ソンジョンに彼の表情について単刀直入に話したことがあるけど、たぶん恥ずかしかったと思う。今考えたら本当に申し訳ない。

ソンジョン:だけど、時には率直に言ってくれる方が役に立つ。最終的には兄さんがしてくれたアドバイスで僕が不足した部分を直すことができるから。とても役に立つ。何か……負けたくないし(笑) これは冗談。

―それでは率直に、ヘリコプターに乗ってショーケースをした気分はどうだったのか。怖かったと思うが。

ソンヨル:全然怖くなかった。乗物酔いをすると思って薬も用意したけど、必要ないと言われた。僕だけではなく他のメンバーも滅多に経験できないことだから皆楽しんでいたし、移動のときはぐっすり眠ってしまった。

ソンギュ:それより社長が負担を感じるなと言った。「俺は1回もお前らのステージについて文句を言ったことがない。いつもお前たちを信じている。上手くやってきたから今まで通りやってくれ」と言いながらも、ヘリコプターに乗ってショーケースをしたのだ。

ソンヨル:(笑) プレッシャーを感じないようにヘリコプターを用意して下さったのだ!

記者 : ユン・ヒソン、インタビュー:ファン・ヒョジン、写真:チェ・ギウォン、翻訳:チェ・ユンジョン