「二つの月」パク・ハンビョル“氷を口にくわえながら撮影した”

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写真=ソン・ヒョジン
パク・ハンビョルが「氷を口にくわえて撮影することが一番辛かった」と話した。

11日午前、ソウル広津区(クァンジング)紫陽洞(チャヤンドン)のロッテシネマ建大入口(コンデイック)でミステリーホラー映画「二つの月」(監督:キム・ドンビン、制作:ゴーストピクチャーズ)の制作報告会が開かれた。

この日、出演者は撮影でのエピソードを聞く質問に「寒い冬」と答えた。パク・ハンビョルは「本当に寒かった。セリフを言っている時に息があまりにもたくさん出てしまい、顔を隠してしまうくらいだった。氷を口にくわえて息を減らそうとしたが、結局そのシーンは使えなくなった。口が凍ってセリフがきちんと出なかったからだ。もっと悔しいのは撮影が終わったらすぐ暖かくなったことだった」と話した。

キム・ジソクは「撮影場所が京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)だったが、寒さに耐えるのが一番大変だった。除隊してから1か月くらい後に撮影を始めたが、近くにいる軍人を見て同病相憐を感じた」と言い、場内に笑いを誘った。

初のホラー映画にチャレンジしたパク・ジンジュは「すごく寒かったけど、何を考えたのか私は防寒下着を着なかった。まだ若くて情熱があってこそだったと思うけど、今考えてみると馬鹿みたいなことをした」と本音を打ち明けた。

「二つの月」は朝の来ない夜、逃れられない森の中の家という孤立された時間と場所を背景に、訳も知らずに出会ったホラー小説作家ソヒ(パク・ハンビョル)、記憶を失ったソクホ(キム・ジソク)、インジョン(パク・ジンジュ)など3人の男女の話を描いたミステリー・ホラー映画であり、「リング」(韓国版)や「レッド・アイ~幽霊列車~」を手がけたキム・ドンビン監督が演出し、韓国で7月に公開される。

記者 : チョ・ジヨン