女優のチョ・ヨジョンが映画「後宮の秘密」のベッドシーンについて心残りがあると明かした。

チョ・ヨジョンは21日午後2時、ソウルのロッテシネマ・建大入口で開かれた映画「後宮の秘密」(以下、「後宮の秘密」)のマスコミ試写会及び記者懇談会に参加し「もう少しボディラインの管理をしたかった」と心残りがあることを話した。

チョ・ヨジョンは映画「春香秘伝 The Servant 房子伝」に続き「後宮の秘密」においても破格的なベッドシーンをこなすために思い切って全裸となった。そして「実際、女優として準備をしないわけにはいかない」と話し「運動もして、おやつも減らしたから敏感にもなるし、心配も多くしてストレスが溜まった。だけどそのストレスが逆に役に立った。演技に集中するから、食欲もなくなった」と当時を思い出した。

だが、チョ・ヨジョンは露出シーンへの心残りがあると伝えた。「撮影序盤は熱心に管理したけど、その時に撮影したシーンは映画には収録されていない」と話した。

また「撮影が長く続いたので、後半になると、体力を維持・補充する必要があった」と話し「もっと素敵に映りたかったのに、残念だ。女優として一生に残る本当に重要な映画であり、大切な瞬間、シーンだったから、もう少し頑張るべきだった」と付け加えた。

劇中でチョ・ヨジョンは、恋のために後宮に入る女、ファヨンの役を演じた。ファヨンは、過酷な運命の波と宮中に吹き込む血の嵐から生き残るために、変わるしかなかった女性である。

「後宮の秘密」は、何かに狂わなければ生きていけない、熾烈な宮中で巻き起こる愛欲の情事、狂気の情事を描くエロティックな時代劇で、6月6日に韓国で公開される。