ソン・オクスク「屋根部屋のプリンス」でも秘密を握る“平行理論”

OSEN |

女優ソン・オクスクの平行理論(異次元で同じ人間が生きるという理論)が話題になっている。昨年放送されたSBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」(以下「根の深い木」)に続き、SBS水木ドラマ「屋根部屋のプリンス」でも主人公の出生の秘密を握る人物として描かれているためだ。

「屋根部屋のプリンス」でソン・オクスクは、パク・ハ(ハン・ジミン)とセナ(チョン・ユミ)の母で市場の魚売りのコン・マノクを熱演している。ドラマの序盤に彼女は、パク・ハの継母でセナの実母として描かれたが、ホーム&ショッピングの大株主の一人、ジャン会長(ナ・ヨンヒ)との隠れた縁が公開され、セナにとっても継母であることが分かった。

このようにソン・オクスクが主人公の出生の秘密を握る人物として描かれたことを受け、人々は「根の深い木」出演当時の彼女の役柄について言及している。「根の深い木」でソン・オクスクはトタム宅の役を演じ、ハングル頒布に反対する集団の泮村(バンチョン)の規律担当を熱演した。何より彼女は、当時秘密に包まれたまま王の世宗(セジョン、ハン・ソッキュ扮)が創製しようとするハングルを徹底して反対した人物チョン・ギジュン(チェ・ウシク)の存在について知っていた唯一の人物だった。

「屋根部屋のプリンス」制作陣は「ソン・オクスクさんの、実の親のような自然な演技のおかげで、秘密を握るマノクのキャラクターをさらにミステリーに描くことが出来た」とし、「果たして残りの放送で彼女が『根の深い木』のように主人公の出生に対する秘密を打ち明けることになるか、またはその反対になるか見守る楽しさもあるだろう」と伝えた。

「屋根部屋のプリンス」は韓国で10日夜9時55分に第16話が放送される。

記者 : チャン・チャンファン