「蜜の味」ペク・ユンシク、監督への不満を吐露“どこかやりづらい映画だった”

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俳優のペク・ユンシクが30日「『蜜の味 テイスト オブ マネー』の撮影は、アクティブだったけれど、どこかやりづらかった」と話した。

30日午前、ソウル広津区(クァンジング)紫陽洞(チャヤンドン)のロッテシネマ建大入口で開かれた映画「蜜の味 テイスト オブ マネー」(監督:イム・サンス、制作:フィルムパマル)の制作発表会が開かれた。

ペク・ユンシクは「映画の中で、ペク氏グループのユン会長役を演じたが、僕の相手役はフィリピンの女優だった。その女優と僕が難易度の高いベッドシーンを撮りましたね」と切り出した。

彼は「現場で監督と細かいコミュニケーションは上手くいった。しかし、不満が少しあった。僕は俳優として監督の注文通りにすべて演じたが、監督は僕が求める部分を聞き入れてくれなかった」と話し、会場で爆笑が起きた。

続いて「今回、監督が撮影をする上で舞台装置を重視していた。そのため、アクティブだけれど、一方ではやりづらい面があった」と告白した。

「蜜の味 テイスト オブ マネー」は韓国最上流界のユン会長(ペク・ユンシク)と自身の金を守るために手段を選ばない、血も涙もないペク・グモク(ユン・ヨジョン)、彼女の秘書でお金の味を覚えるようになるチュ・ヨンジャク(キム・ガンウ)、家族の中で唯一常識的で自由な考え方を持つグモクの娘ユン・ナミ(キム・ヒョジン)など、お金に支配されていくストーリーと財閥の欲望を描いた映画で、「浮気な家族」「ハウスメイド」を演出したイム・サンス監督がメガホンを取った。

また、「蜜の味 テイスト オブ マネー」は来月16日から27日までフランスのカンヌで開かれる第65回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品した。韓国では来月17日に公開される予定だ。

記者 : チョ・ジヨン 写真=キム・ジェチャン