ペク・ユンシク「韓国が何より愛すべき監督はイム・サンス監督だ」

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写真=マイデイリー DB
5月に映画「蜜の味 テイスト オブ マネー」で、第65回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットを踏んだ俳優ペク・ユンシクが、当時受賞できなかったイム・サンス監督について語った。

ペク・ユンシクは26日午後、ソウル清潭洞(チョンダムドン)にある某飲食店で開かれた映画「私は王である!」の制作報告会に参加した。彼はこの作品で竹を割ったようなソンビ(学識が優れて行動と礼節が塗って義理と原則を守る人柄を持った人)黄喜(ファン・ヒ)役を務め、映画「蜜の味 テイスト オブ マネー」のユン会長とは異なる姿を見せる予定だ。

この日ペク・ユンシクはカンヌ国際映画祭のことを回想し「イム・サンス監督は、何より韓国が愛すべき監督である」と語った。続いて「僕も『ユゴ 大統領有故』(2004)より『蜜の味 テイスト オブ マネー』の方が演出力は高まったが、ストーリーは残念に思うところがある」と語った。

またペク・ユンシクは「でも、韓国でイム・サンスのような監督はいないと思う。カンヌ国際映画祭の執行委員長であるティエリー・フレモーが映画『ユゴ 大統領有故』がカンヌ国際映画祭の監督週間への正式招待作品となったことを知って、関係者を問責したこともあるという。ティエリー・フレモーはコンペティション部門に進出してもおかしくない作品だと思っていたのだ」とカンヌ国際映画祭でイム・サンス監督が高く評価されたことについて語った。

さらにペク・ユンシクは「何より韓国が愛すべき監督なのに、話題だけになってしまうのは残念だと思う」と語った。

記者 : ペ・ソニョン