韓流アイドルが海外市場で凄まじい勢いを見せている中、YGエンターテインメント所属のアーティストらが世界の動画サイトにおいて、圧倒的な存在感を見せている。

BIGBANGは5thミニアルバム「ALIVE」の「BLUE」「FANTASTIC BABY」「BAD BOY」のミュージックビデオで計5000万に上る再生数を突破した。25日現在、世界最大の動画共有サイトであるYouTubeで「BLUE」が約1928万、「FANTASTIC BABY」が約1780万、「BAD BOY」が1185万をそれぞれ記録している。これはミュージックビデオ公開からわずか2ヶ月で達成したことを考えると非常に高い数値である。しかも最初に公開したタイトル曲「BLUE」は公開からわずか10日で1000万再生に達する勢いを見せた。

また2NE1は去年発売した「I AM THE BEST」のミュージックビデオ1本だけで現在4035万という膨大な再生数を記録している。このような人気ぶりは公開直後から1日100万ずつ再生数が着々と上昇していたことからも既に予想されていた。「I AM THE BEST」は韓国のYouTubeではなく、全世界基準の“最多再生回数”、“最多お気に入り登録数”の動画部門でそれぞれ2位となり、その再生数も2日で160万回以上に上った。フランス、香港、スウェーデン、台湾、メキシコなど様々な地域で“再生回数TOP10”に入るなど、海外にも影響力を及ぼしていることが分かった。

BIGBANGと2NE1の動画だけで集計すると、彼らの各動画の再生数はYouTubeで5億回を突破している。去年5月の集計で彼らのYouTubeでの再生数は合計4億3千万回で、これにBIGBANGの5thミニアルバム、2NE1の「LONELY」や「I AM THE BEST」を足すと、その数は既に5億回を遥かに超える。

世界最大級の動画共有サイトであるYouTubeにおける再生数が裏付けるように、彼らの人気は韓国を越えて世界でも高いということが分かる。これはアイドルのレベルを超えているという評価を受けるBIGBANGと2NE1の優れた音楽性はもちろんのこと、膨大な制作費を投入して完成したミュージックビデオやライブ映像などのレベルが世界の音楽ファンに認められたからこそこの結果になった。また、ヒップホップをベースにするYGの音楽がアメリカ市場を中心とする世界のトレンドともっとも近いことも、人気の要因の一つとして挙げられる。