「火車」キム・ミニ、初の主演女優賞受賞するか

OSEN |

映画「火車」で演技派女優として再評価されている女優キム・ミニが、今年初の授賞式である「第48回百想芸術大賞」で最優秀女優賞を受賞するのか、関心が集まっている。

「火車」で結婚1ヶ月前に姿を消した衝撃的な秘密を持つミステリーな女、カン・ソニョンに扮して熱演したキム・ミニは、今回の授賞式でソン・イェジン(恋は命がけ)、シム・ウンギョン(サニー)、オム・ジョンファ(ダンシング・クイーン)、チョン・リョウォン(痛み)と共に女性最優秀演技賞の候補に選ばれた。

錚々たる顔ぶれが並んでいるが、キム・ミニがここ最近で一番目立つ女優であることは否めない。「火車」公開後、彼女の演技を見た人々は口を揃えて“演技派女優”“キム・ミニの再発見”“最有力の主演女優賞候補”と評価する程、形破りの演技変身を遂げた。

モデル出身のキム・ミニが役者として初めてデビューした作品が1999年のドラマ「学校2」だ。当時キム・ミニの演技は酷評を浴び、彼女には大変厳しいデビューになった。その後、作家ノ・ヒギョンのドラマ「グッバイ・ソロ」(2006)に出演し、役者としての基盤を固めるように見えたが、大衆にはファッションスターとしてのイメージが強かったのが事実だ。

だが、キム・ミニは「火車」で翼を手に入れた。劇中でキム・ミニは、限りなく弱い女性に見えるが、過去の残酷な人生から抜け出すために殺人までする二面性を持つソニョンを鳥肌が立つほどリアルに演じた。熱い好評の中で、上半期に最も輝く女優になったキム・ミニが、今年初の主演女優賞の主人公になれるのか注目される。

百想芸術大賞の授賞式は26日にソウル、芳夷洞(バンイドン)のオリンピック公園内のオリンピックホール、特設ステージで午後6時30分から開かれる。

記者 : カン・ソジョン