“興行の女王”オム・ジョンファ“演技の女王”キム・ミニ…1四半期の映画スター

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2012年第1四半期(4月~6月の3ヶ月間)の映画界の最も大きな特徴は“女風”だ。それだけ女優の活躍が目立っていた。既存の俳優の「再発見」とセンセーションを巻き起こしそうな「ニューフェイス」の登場があった。第1四半期の映画界を飾った女優には誰がいるだろうか。

“興行の女王”オム・ジョンファ

第1四半期の興行の女王はオム・ジョンファだ。
ファン・ジョンミン、オム・ジョンファが夫婦役を演じた映画「ダンシング・クィーン」は、今年1月の正月に公開され、観客400万を突破しヒットした。

オム・ジョンファは映画で、立ち遅れて歌手の夢に挑戦しながら、ギリギリの二重生活を送る、かつての新村(シンチョン)マドンナ、ジョンファを演じ、観客に夢と家族が与える意味を思い出させた。毎回様々なジャンルと様々なキャラクターに挑戦し千の顔を持つ女優であることを証明したオム・ジョンファは、コメディにも才能があることを見せた。

“演技の女王”キム・ミニ

第1四半期の映画界で演技力が再評価された俳優はキム・ミニだ。キム・ミニは、3月8日に公開された映画「火車」で250万に達する観客を動員、演技への好評と興行成績の二兎を得た。

映画では、ある日突然婚約者の傍から消える謎めいた過去を持つ、ミステリアスな女性ソンヨンを演じたキム・ミニは、繊細かつ戦慄させる演技で観客の目を引いた。多くの話を持っていそうな顔と、繊細に変わる表情などで強烈な印象を残し、その口コミで「火車」興行の主役となった。

卵たち

第1四半期は映画界で新しく注目したり、華やかにデビューした新人の活躍もあった。

Araは、映画界では新人として関係者や大衆に新しく刻印された。今年2月に公開された「ペースメーカー」で映画デビューし、翌月「パパ」に引き続き出演する。いずれも期待以上の演技力と魅力的なビジュアルを披露した。

ガールズグループmiss Aのスジは、第1四半期の最後を華やかに飾った映画「建築学概論」で最も成功した俳優だと言える。スジは、このデビュー作品で歌手を超え、女優としての可能性を垣間見せた。

破格的なデビューを果した主人公もいる。今月26日に公開される映画「ウンギョ」のヒロイン、女優キム・ゴウンがその主人公だ。劇中で爽やか且つ官能的な17歳の少女を演じ、早くも映画界で期待されている。

記者 : チェ・ナヨン