「赤道の男」切ない復讐劇に視聴者も“涙”

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写真=KBS 2TV「赤道の男」スクリーンショット
「復讐劇なのに、こんなに切ないなんて」

18日に放送されたKBS 2TVの水木ドラマ「赤道の男」(脚本:キム・インヨン、演出:キム・ヨンス)第9話で、キム・ソヌ(オム・テウン)とハン・ジウォン(イ・ボヨン)の避けられない別れに視聴者が涙した。

この日の放送では復讐のためにムン・テジュ(チョン・ホビン)についてアメリカに行く前に、ジウォンとの別れに苦しむソヌの姿が描かれた。ジウォンを突き放すしかないソヌと、そんなソヌによりかかるしかないジウォンの切ない気持ちが視聴者の心に響いた。

放送後、視聴者掲示板やTwitterなどのSNSでは、「赤道の男」の作品性とオム・テウンやイ・ボヨンら俳優陣の演技力を高く評価するコメントで溢れている。

特に、ひどいことまで言ってジウォンを突き放したソヌが点字本にジウォンへの告白を秘かに残すシーンには多くの視聴者が驚愕した。「復讐劇なのに、こんなに切ないなんて」「点字本に告白を残すシーンで私もジウォンと一緒に泣いた」「オム・テウン、視聴者までだました」「ソヌとジウォンの愛があまりにも切ない」「脚本家と監督の繊細さや俳優たちの演技、すべてが完璧だった」とドラマへの好評が続いている。

19日に放送される第10話では、復讐のために13年ぶりに韓国に戻ったソヌが自分を待っていたジウォンと再会する姿が描かれる予定で、視聴者はイ・ジャンイル(イ・ジュニョク)父子とチン・ノシク(キム・ヨンチョル)会長に対するソヌの復讐以上に、二人の再会を楽しみにしている。

また、単独で放送された11日を取り除いて、ずっと同時間帯の水木ドラマの中で視聴率が最低だった「赤道の男」だが、18日に放送された第9話の全国一日視聴率が12.0%(AGBニールセン・メディアリサーチ)となり、SBS「屋根部屋のプリンス」とMBC「キング~Two Hearts」との公正な競争で一気にトップに躍り出た。

記者 : イ・ウイン