「人類滅亡計画書」コ・ジュニ“キスシーン、初めてだったから分からなかった”

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【現場レポート】映画「人類滅亡計画書」試写会

激しいキスを交わした2人が6年ぶりに再会した。俳優リュ・スンボムとコ・ジュニは、映画「人類滅亡計画書」のメディア試写会で恥ずかしがりながら当時の気持ちを話した。

「人類滅亡計画書」は、地球滅亡の3つの兆候をそれぞれのストーリーに盛り込んだオムニバス映画である。リュ・スンボムとコ・ジュニは、そのうちイム・ピルソン監督の「すばらしい新世界」で共演した。恥ずかしさの発端は、恋人関係に発展する初期の頃に2人が交わしたキスだった。画面越しにもハッキリと伝わる強烈なキスシーンが登場するが、問題はこの映画がコ・ジュニに映画デビュー作品であったこと。

このシーンは何と6年前に撮影したものである。制作費の関係により映画の公開が遅れて、今やっと日の目を見るようになった。

リュ・スンボムはこの問題のキスシーンに関して「監督とともに人間の肉体的な感じについてたくさん話をした」としながら「舌が出ていて… キスは本能でやるもので、感情的に何かを感じるよりは、映画的な感じを与えようと悩んだ結果出たもの」だと当時の意図について話した。

コ・ジュニは「初の映画のキスシーンだったので、キスをどうすればいいか分からなかったが、監督が絵コンテを描いてきて、絵通りに一生懸命にやったように覚えている」と述べた。

「すばらしい新世界」でリュ・スンボムとコ・ジュニは、それぞれ兵役特例で研究所に勤務する研究員ユン・ソグと、ソグの合コン相手でモテモテの女性キム・ユミン役を演じる。劇中で生ゴミをきちんと分別せず、この過程で正体不明のゾンビウイルスが生じ、彼らが住む都市が危険にさらされることになる。

6年前の自分の姿を見てリュ・スンボムは「今も若いけど(当時の姿)がぽっちゃりしていてかわいい」とし「未熟なところもあるけれど、今の姿も数年後にはまた未熟に映るかもしれないので、足りないところはそのまま受け入れようと思う」と述べた。コ・ジュニも「恥ずかしいところもある」としながら「当時オーディションを受けて参加したけれど、スンボムさんと共演して楽しく撮影できたと」と述べた。

映画「人類滅亡計画書」は、イム・ピルソン監督の「すばらしい新世界」「ハッピーバースディ」とキム・ジウン監督の「天上の被造物」の3つの作品で構成される。それぞれ、ホラー、SF、コメディの違うジャンルを掲げている。4月11日公開する。

記者 : イ・ジョンミン、イ・ソンピル、写真 : イ・ジョンミン