アジアツアーを展開しているアイドルグループ2PMが、中国・南京公演を成功裏に終えた。

25日、中国南京で開かれた「2PM HANDS UP ASIA TOUR」で約9,000人の中国ファンが2PMに熱狂した。2PMを一目見ようと会場の前に駆けつけたファンを合わせると、1万人以上が2PMを連呼していた。

現地の公演関係者は「中国のファンは2PMのコンサートを長い間待っていた。情熱的な中国ファンの愛情を肌で感じられるコンサートだった」と公演当日の熱気を語った。

この日2PMはweibo(中国版Twitter)のリアルタイム検索ランキングで2位になるほか、ホテルや空港など2PMが移動する場所には大勢のファンが駆けつけ、混乱も生じていた。

2PMの初のアジアツアー「Hands Up Asia Tour」は、台湾やジャカルタ、シンガポール、バンコク、南京、香港などで行われ、2PMはこれまで約5万2,000人を動員した。

2PMは最近、バンコク公演の収益金の一部を現地の赤十字社を通じて寄付し、今回の公演の収益金の一部も「愛心活動」を通じて寄付し注目を浴びた。

「愛心活動」とは中国でコンサートなどの公演の収益金の一部を社会に還元する活動を意味する言葉であり、2PMは「愛心活動」を通じて中国湖南省の通道トン族自治県独坡郷の学校に机と椅子などの施設支援を行う。

所属事務所であるJYPエンターテインメントの関係者は「2PM初のアジアツアーに送られたアジアのファンの多くの声援に心より感謝している。南京公演で中国のファンと触れ合った2PMは今もその感動が収まっておらず、ファンの皆様と再会できる日を楽しみにしている。最後の香港公演まで最善を尽くして準備を整え、コンサートを開催したい」と伝えた。