あなたはどこ? 映画「ペースメーカー」の世代別共感ポイント

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写真提供=シナジー
キム・ミョンミン、アン・ソンギ、Araの映画「ペースメーカー」(キム・ダルジュン監督、ドリームキャプチャー制作)が、全国試写会を通して一般の観客に公開され、観客の共感ポイントが13日の午前に公開された。

ポータルサイトやSNSで爆発的な反響を見せている「ペースメーカー」は、「正月連休で、最も見たい映画」や「家族と一緒に見たい映画」などのランキングで1位となり、人々の期待が高まっている。また、世代によって反応が異なるという点でも楽しめる作品だ。


◆ 10~20世代、Araに感情移入

10~20代の共感ポイントはAraのキャラクター、ジウォンだ。ジウォンは実力よりも、その美貌で注目される韓国代表の棒高跳び選手で、自分が好きなことと得意なことは何か、2つのうちどちらを選択すれば幸せになれるか、などという悩みを持っている。これは、この世代の苦悩をそのまま反映しており、共感を引き出しているのだ。

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◆ 20~30世代、キム・ミョンミンの挑戦に感動

20~30代の共感ポイントは主人公、マノ(キム・ミョンミン)の挑戦だ。ずっと他の人のためだけに走ってきた彼は、若くはないにも関わらず、夢を叶えるため、42.195kmを走り切ることを決心する。その姿は人々を清々しい気持ちにさせ、絶妙なトキメキを与える。誰もが年を取りすぎていると思う年齢に再び始めるマノの姿は、胸が熱くなるような感動を与える。


◆ 40~50世代、人生を振り返る

40~50代の共感ポイントはペースメーカーの役割にある。ペースメーカーは他の選手の試合をサポートする選手で、自分ではなく、人のために風を遮断したり、他の選手の妨害から守る役割をする。40~50代の世代は、マノの人生を見ながら、人生の主人公というより、誰かのペースメーカーに近い自分の人生を振り返るようになる。

ずっと人のために30kmだけ走ってきたペースメーカーのチュ・マノ(キム・ミョンミン)が初めて自分だけのために42.195kmの完走に挑戦する姿を描いた映画「ペースメーカー」は韓国で18日に公開される。

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記者 : チェ・ミンジ