※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
チ・ヒョヌがイ・セヒに殴られて失神し、劇的な再会を飾った。

25日に韓国で初放送されたKBS 2TV週末ドラマ「紳士とお嬢さん」第1話で、家出したパク・ダンダン（イ・セヒ）とイ・ヨングク（チ・ヒョヌ）の再会が描かれた。

パク・スチョル（イ・ジョンウォン）が、娘のパク・ダンダンと一緒に妻のキム・ジヨン（カン・セジョン）から捨てられるシーンからドラマは始まった。ジヨンは世界的なファッションデザイナーになると言い出して、生まれたばかりの娘とスチョルを捨てて留学に行った。スチョルはジヨンを見送るために空港まで行ったが、よその男と一緒にいるジヨンを見て涙を流した。スチョルは娘を育てながら工事現場で仕事し、未婚の父親であるため出生届も出せないまま奮闘した。

絶望したスチョルは死のうとしたが、1人で息子のデボム（アン・ウヨン）を育てていたチャ・ヨンシル（オ・ヒョンギョン）が「私がダンダンの母親になってあげる」とスチョルを引き止めた。12年後、スチョルとヨンシルは夫婦になっていて、デボムとダンダンは兄妹として育った。ダンダンはデボムにアイスクリームを奪われると彼を叩き、ヨンシルが「だからといって人を叩いていいの？」とデボムの肩を持つと、生みの母親を恋しがった。

そんなダンダンとヨングクの自転車が衝突して2人は初めて出会い、ヨングクはダンダンが怪我をしてないか心配した。ダンダンはヨングクと時間を過ごしながら慰められた。時間が経ち、ダンダンは大人になった。スチョルとダンダンが一生懸命に働いている間、ヨンシルとデボムは投資詐欺に騙されて家の保証金を無くした。

バイトの帰りにバスを乗っていたダンダンはバイク事故を目撃し、バイクを運転していた人が自身の父スチョルだということに驚いた。スチョルは家族に内緒で配達の仕事をしていて、ダンダンは父にすぐにやめてとお願いした。そして帰宅したスチョルとダンダン親子は、ヨンシルとデボムが家の保証金を無くしてしまったことを知った。

ダンダンはスチョルに「こうやってずっと義母の後処理ばかりするつもりなの？ 義母と別れてほしい」と話した。スチョルは「君を育ててくれた人に何を言うんだ。恩知らずだ」と叱った。ダンダンは「義母がそんなに好きなわけ？ だからお母さんを捨てたの？ お父さんが不倫してお母さんを追い出したせいで死んだことを私も知ってる」と誤解しながら家出した。ダンダンが家出をすると、デボムも「成功してから戻ってくる」と家出をした。

同じ時刻、チョ・サラ（パク・ハナ）はヨングクの家で室長と働きながら彼の子供たちと対立していた。特に長女のイ・ジェニ（チェ・ミョンビン）と末っ子のイ・セジョン（ソ・ウジン）がサラに反発した。ヨングクは子供たちを叱りながら友人のチャン・グクヒ（ワン・ビンナ）に住み込みの家庭教師を探してほしいとお願いした。グクヒの姉チャン・ミスク（イム・イェジン）は妹がヨングクと結婚することを願っていた。

ミスクの友人のイ・ギジャ（イ・フィヒャン）は、大学教授であるグクヒには自身の娘であるサラが勝てないと判断し、サラにヨングクを諦めてお見合いに出なさいと言ったが、サラは母の言うことを聞かなかった。家出をしたデボムはクラブでイ・セリョン（ユン・ジニ）に出会い、一夜を共にして恋人になった。ダンダンはバイトをしていた塾をクビになったことに挫折し、お酒を飲んで山に登った。

山中で道に迷ったダンダンはスーツ姿のヨングクに出くわすと驚いて逃げようとした。ヨングクは「お嬢さん、そちらに向かってはいけません」と彼女を引き止めようとしたが、彼女が振り回したタンブラーに殴られて失神した。ダンダンは「あの人死んだの？ 私が人を殺したの？」と混乱した。