チョン・ドヨン&リュ・ジュンヨル、新ドラマ「LOST 人間失格」スチールカットを公開…特別な初対面のシーンに注目

OSEN |

写真=C-JeSエンターテインメント、ドラマハウススタジオ
「LOST 人間失格」のチョン・ドヨン、リュ・ジュンヨルが運命的な出会いを予告した。

9月4日に放送がスタートするJTBC10周年特別企画「LOST 人間失格」(演出:ホ・ジノ、パク・ホンス、脚本:キム・ジヘ、制作:C-JeSエンターテインメント、ドラマハウススタジオ)は本日(10日)、特別な感性で視聴者に感動を与えるチョン・ドヨン、リュ・ジュンヨルのスチールカットを公開した。最初の出会いから特別なブジョン(チョン・ドヨン)とガンジェ(リュ・ジュンヨル)の物語に関心が高まっている。

「LOST 人間失格」は人生の下り坂の途中で“何もできなかったこと”に気づき、光に向かって最善を尽くして歩んできた平凡な人々の物語を描く。何者にもなれないまま、人生に迷っている女性のブジョンと、何者にもなれそうにない自分が怖くなりながら、青春の終わりを迎えようとしている男性のガンジェ、深い闇の中で向き合った男女2人の心の傷と癒やしの物語が描かれる。

ベールを脱ぐたびに期待が高まっている中、この日公開された写真の中では、ブジョンとガンジェの初対面のシーンが写っており、目を引く。バスの窓際に座って、涙を流すブジョン。そのようなブジョンの疲れた肩の上を、いきなり見慣れない手が触れる。1人で涙を流すブジョンがずっと気になって、見守っていたガンジェだ。

好奇心で目が離せなかったガンジェが、自分でも理解できない感情が生まれ、ハンカチを渡したのだ。並んで座った2人の縮まった距離も興味をそそる。人生の下り坂と上り坂の間で、立ち止まった平凡な人々の決して平凡でない初めての出会いが、2人の関係にどのような変化をもたらすのか、関心を高めている。

チョン・ドヨンは作家になりたかったゴーストライターのブジョン役を演じる。最善を尽くして生きてきたが、人生の下り坂で失敗した自身と向き合って、生きる理由を失ってしまう女性だ。透明人間にでもなったかのように存在感がなく、色々な苦痛を抱いて生きていく人物だ。チョン・ドヨンはブジョンの表現できない喪失感を深く繊細に演じ、共感を得ると期待される。

リュ・ジュンヨルは、お金持ちに憧れる代行サービスの運営者ガンジェを演じる。貧乏な生活を抜け出し、もっと高い場所に這い上がるため、危険を厭わない人物だ。裕福な生活を夢見て、近道を探して奔走してきたが、何一つ成し遂げたものはなく、激しい上り坂の前で、進むべき方向を見失っている。危うく彷徨う、ガンジェの複雑な内面をどのように表現するのか、リュ・ジュンヨルの新しい姿が期待される。

チョン・ドヨンとリュ・ジュンヨルの出会いは、それだけで最高の視聴ポイントだ。チョン・ドヨンは「リュ・ジュンヨルさんとの初の撮影がバスでのシーンでした。泣いているブジョンと絶えず何かを言うガンジェ。難しさを感じていたシーンをリードしてくれました。演技の相性は言うまでもなく、心配する必要もありませんでした」と撮影のエピソードを明かし「ずっと見ていたいと、期待してしまうところがリュ・ジュンヨルさんの魅力だと思います」と話した。

リュ・ジュンヨルも「チョン・ドヨン先輩は、何とも表現できない魅力を持った方です」とし「僕自身を絶えず見つめてくださって、新しい面を引き出そうとしてくださる女優さんです。一緒に撮影する全ての瞬間が大切で楽しいです」と明らかにした。

「LOST 人間失格」は、映画「世宗大王 星を追う者たち」「ラスト・プリンセス -大韓帝国最後の皇女-」「春の日は過ぎゆく」「八月のクリスマス」など、数々の名作を誕生させた恋愛映画の巨匠ホ・ジノ監督と、映画「ソウォン 願い」「私の愛、私の花嫁」「建築学概論」を手掛けた脚本家のキム・ジヘがタッグを組んで期待を高めている。同作は、今年9月に韓国で放送がスタートする。

記者 : チェ・ナヨン