リュ・ジュンヨル「人間失格」出演の感想を語る“視聴者に共感してくれてありがとうと伝えたい”

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俳優のリュ・ジュンヨルが、JTBCの土日ドラマ「人間失格」出演の感想を明かした。

最近韓国で放送が終了したJTBC「人間失格」(演出:ホ・ジンホ、パク・ホンス、脚本:キム・ジヘ、制作:C-JeSエンターテインメント、ドラマハウススタジオ)で、リュ・ジュンヨルは他の人たちとは少しズレた人生を生きているが、幸せに対して悩み、渇望する若者ガンジェを演じ、視聴者の心に響く繊細な演技でドラマをしっかりとリードした。

リュ・ジュンヨルは劇中、一通のメッセージと少しのお金さえあれば誰かの友人、家族、恋人として“1人多役”をこなす自称1人企業家で、代行サービス運営者ガンジェ役を務めた。1話から危うい若者ガンジェを完璧に描いたのはもちろん、絶頂の感情演技まで披露しながら作品をリードし、視聴者の共感を得て、慰やしを与えた。以下は「人間失格」終了後、リュ・ジュンヨルが所属事務所を通じて伝えた一問一答だ。

――「人間失格」が放送終了を迎えた感想はいかがですか?

リュ・ジュンヨル:終了が近づけば近づくほど、どの作品よりも別れたくないキャラクター、作品だと感じました。ドラマに出演すること自体が久しぶりだったので、毎回視聴者と呼吸し、話し合い、フィードバックをもらいながら幸せな時間を過ごしましたが、もうガンジェと「人間失格」と別れなければならないと思うと寂しいです。

――リュ・ジュンヨルさんが考えるガンジェはどんな人物ですか。そして自ら考えるキャラクターの最も大きな魅力はどこですか?

リュ・ジュンヨル:ガンジェはとても典型的な20代の青年でした。少しズレた人生だとも思えるけれど、ガンジェも普通の20代が持っている悩みを持っていましたし、その悩みをどう解決するかずっともがいていました。また、誠実で深く考える人でした。なのでその分時間を簡単に流すことができず、一つひとつ心の中に抱いていたと思います。僕の20代はかなり軽く、速く過ぎていきました。ガンジェは家族やさまざまな状況の中で辛い事情があり、もちろん僕の20代とは異なるので、簡単に語ったり、軽く考えることはできない人物でした。僕とは少し異なるそのような点が魅力的でした。20代のガンジェが30代、40代になっていけば、そのような姿がより濃くガンジェに現れると思います。

――劇中でガンジェは、他の人たちとは少しズレた人生を生きていますが、ずっと幸せに対して悩み、渇望する若者です。キャラクターを演じることにおいて特別に準備したり、重点をおいた部分はありますか。

リュ・ジュンヨル:ガンジェというキャラクターは、周りによくいるキャラクターではありません。そして分析しながら「僕がガンジェなら、そんな選択はしていなかっただろう」と先に思ったのも事実です。しかし、むしろそんなガンジェというキャラクターと人生だから、視聴者に人生に対する質問を投げかけられると思いました。ガンジェは自身の過去で現在の感情を語り、その中でガンジェはお金を追うことだけが人生の全てではないということに気づき、人と関係の大切さも感じ始めました。ガンジェの職業や人生を美化したいとは思いませんでした。ただガンジェが全てを新しく悟り、自我を探し、世の中とコミュニケーションする過程を視聴者にうまく伝え、共感できるように研究し、キャラクターを作り上げました。

――ホ・ジンホ監督のドラマ制作ということで、放送前から話題でした。ホ・ジンホ監督の「人間失格」に初めて接した時、どのように感じ、どんな魅力に惹かれて出演を決定したのですか。

リュ・ジュンヨル:監督の全ての作品を見ていて、ずっとファンでした。最初台本を読んだ時、ホ・ジンホ監督が最も上手く作れる物語だと思いました。人間の感情やキャラクターたちが表現するシーンを繊細な視線で盛り込むため、作品のテーマに共感を加える演出ができる方だと思いました。そんな監督がキム・ジヘ作家の文章に出会ったということで作品を選択しました。監督の演出のもとで良いキャラクターを演じることができて良かったです。

――作品の放送前後に視聴者の反応をモニタリングするタイプですか?記憶に残っているコメントや周りからの反応はありますか?

リュ・ジュンヨル:モニタリングをたくさんするタイプではないのですが、時々見ながら批判を受け入れたり、褒め言葉を見て力をもらいました。様々な反応の中から、「このようなドラマもあるべきだ」というコメントがうれしかったです。ドラマを作りながら、ドラマの問題点を理解し、さまざまな心配を抱いたまま推し進めました。このような物語を待っていた方々にとっては、オアシスのような作品になったと思います。展開が早かったり、たくさんの事件があったわけではないけれど、「人間失格」は人物の叙事をゆっくりとたどりながら人生と死に対して考え、人間に対する理解ができる作品なので、異なる余韻が感じることができたと思います。

――チョン・ドヨンさんとの共演はいかがでしたか?

リュ・ジュンヨル:チョン・ドヨン先輩と一緒にいる全ての瞬間が楽しかったです。チョン・ドヨンさんは俳優ならみんな一緒に仕事がしたい方だと思います。そのような方と共演しながらたくさん学び、感じ、経験し、その全ての瞬間が良い刺激、養分になってうれしかったです。特にドヨン先輩と撮影する日はそうでない日よりもときめきながら現場に行きました。

――「人間失格」で最も記憶に残っている撮影はいつですか?

リュ・ジュンヨル:屋上でブジョンに再会し、初めて長い話をしたシーンです。ドヨン先輩と屋上でパンを食べながらさまざまな話をしたシーンが記憶に残っています。数回撮影するうちに、気に入るシーンが撮れたので、当時撮影をしながらも良いシーンになるという確信を持てました。そのシーンの撮影で息がすごく合って、先輩と一緒に一つのシーンを完成した気がしました。特に当時は寒くてたくさん苦労したのですが、全てのことに打ち勝つほど良かったです。

写真=C-JeSエンターテインメント
――ブジョンとの偶然の出会いの中でガンジェは内面的に成長したと思います。リュ・ジュンヨルさんにとって、ガンジェの結末にはどのような意味がありますか。

リュ・ジュンヨル:最後のエンディングシーンが特に記憶に残っています。ドヨン先輩とも「ガンジェとブジョンなら多分こうだっただろう」と話し合い、現場で一緒にシーンを作り上げました。息がすごく合って、その中でガンジェを見つめるドヨン先輩の眼差しや表情が忘れられません。僕を見つめる笑顔が、ガンジェに向けた、ジュンヨルに向けた複合的な感情が盛り込まれた笑顔だったと思います。長く記憶に残りそうです。

――最後のシーンでは二人の眼差しから慰やしと共感をたくさんもらいましたが、結末に対してはどのように思いますか。

リュ・ジュンヨル:個人的には悲しいエンディングを願って撮影に望みましたが、ガンジェもブジョンも幸せなエンディングを迎えたと思います。悲しいけれど、「僕たち、うまく締めくくって、お互いを送り出そう」という感情が盛り込まれたエンディングだったので、ハッピーなエンディングだと思います。

――最後にドラマの視聴者へ一言お願いします。今後の活動計画も教えてください。

リュ・ジュンヨル:「共感してくれてありがとうございます」とお伝えしたいです。共感だけでこのドラマの目的は果たしたと思います。僕は現在、映画「フクロウ」の撮影に参加しており、そして映画「宇宙人」でも観客を元を訪れると思います。

記者 : キム・ミョンミ