Urban Zakapa パク・ヨンイン、ビール事業で裁判に…食品表示広告法違反の疑い「誤解させる意図はなかった」

OSEN |

写真=OSEN DB
Urban Zakapaのパク・ヨンインがビール事業で大成功したが、思いがけず法廷に立つことになった。

2日、ソウル東部地検刑事1部(部長:キム・ヨンナム)は、ビールメーカーのVirtual Companyの代表を務めるパク・ヨンインを食品表示広告法違反の疑いで先月28日、在宅起訴した。2022年9月、Virtual Companyが発売したビールが「バタービール」と呼ばれ、飛ぶように売れたが、実際には原材料にバターが入っていなかったという。

ソウル地方食品医薬品安全庁は、フランス語でバターを意味する「beurre」を製品名につけたのが問題だと指摘した。それでも同社はバターを原材料にしたように宣伝し、販売したため、ソウル地方食品医薬品安全庁は、商品を企画したVirtual Companyと酒類メーカー、流通会社を警察に告発した。

写真=パク・ヨンイン Instagram
これと関連し、パク・ヨンインは自身のInstagramを通じて「まろやかな風味のあるビールを開発し、その過程で多くの人がこれをバターのようにまろやかな風味があると言ってくれた」とし「そのため当社はこのビールからバターのようなまろやかな風味を感じることができると紹介した」と明かした。

続けて「関連法規に従って原材料を正確に表示した。それでも当社は関係機関の指導により、余計な誤解とこれ以上の議論を避けるため、すでにバタービールという広告を直ちに変更し、その後に生産されたすべての製品にバターを添加した」と強調した。

それにもかかわらず、裁判は避けられなくなった。パク・ヨンインは「当社は今後行われる裁判に誠実に臨み、消費者を誤認させようとするものではなかったという点を十分に説明し、足りない部分については補完する」とし「大切にして下さる多くの方にご心配をおかけして申し訳ない」と謝罪した。

写真=Virtual Company

【Virtual Company 公式コメント全文】

こんにちは。Virtual Companyです。まず、弊社の製品を愛してくださる多くの皆様に、喜ばしくないお知らせで申し訳ございません。最近、検察は弊社のビールが、原材料にバターが入っているかのように宣伝したという理由で裁判所に訴訟を提起しました。

当社は消費者に新しい感覚を経験して頂けることを目標にビールを企画しました。このような企画に合わせてビールからまろやかな風味がする製品を開発し、その過程で多くの人々からバターのようにまろやかな風味がすると言っていただきました。

これにより、当社は本ビールからバターのようなまろやかな風味が感じられると紹介しました。これは酒類やコーヒーなどの嗜好品で実際に該当成分が含まれていなくても花や果物、チョコレート、ナッツ、木などの風味を感じることができると紹介するように、製品の特性を強調するための表現でした。

ありがたいことに、弊社のビールが短期間に消費者から選ばれ、バタービールと呼ばれるようになり、このような表現について一部議論が提起されました。本ビールは、大人の消費者のみを対象としており、関連法規に従って原材料を正確に表示しています。それでも当社は関係機関の指導により、余計な誤解とこれ以上の議論を避けるため、すでにバタービールという広告を直ちに変更し、その後に生産されたすべての製品にバターを添加しました。

しかし、検察は当社と見解を異にし、裁判所に裁判を求めました。当社は今後行われる裁判に誠実に臨み、消費者を誤認させる意図があったわけではないという点を十分に説明し、足りない部分を補完するつもりです。

改めて、Virtual Companyを大切にしてくださる多くの皆様にご心配をおかけし、申し訳ない気持ちをお伝えします。今後も当社は消費者に満足して頂けるよう最善の努力を尽くします。ありがとうございます。

2024年1月3日 Virtual Company代表取締役 パク・ヨンイン

記者 : パク・ソヨン