「K-POPアイドル史上初」が満載の規格外ルーキー!日本人リーダー、カズタ率いるn․SSign

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2023年に初開催された日韓共同プロジェクト「K-STAR Most Valuable Artist(K-STAR MVA)」。ファンによる投票が100%反映されるもので、n.SSignがネクストスター部門で受賞。今回、1位に輝いたn․SSignの魅力を改めて分析する。

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2022年5月から8月にかけ、オーディション番組「青春スター」が、韓国のChannel Aと日本のABEMAで同時放送された。「アイドル、ボーカル、シンガーソングライターというK-POPの3つの世界が激突するバトル・オーディション」というコンセプトは斬新で、100人超の参加者がエントリー。4人の日本人が参加していることから、日本でも注目の的だった。そして、ボーカル派、シンガーソングライター派からそれぞれ3人が、アイドル派からはカズタ、ヒョン、ドハ、ジュニョク、ソンユン、ハンジュン、ヒウォンの7人がワンチームを組んで決勝へ駒を進め、この7組がTOP7と呼ばれることに。その後、オーディションを勝ち抜いたアイドル派の7人がn.SSignとしてデビューする。

n.SSignが日本で大きな人気を集めている理由、その一つは日本人メンバーのカズタにある。予選から、歌、ダンス、表情、韓国語、トーク、ギャグ、マインドのすべてで完璧ぶりを見せつけ、2PMの「My House」をカバーした初登場時の映像は今見ても衝撃的で鳥肌が立つ。常にトップの人気を誇ったカズタはK-POPグループ初の日本人リーダーに選ばれ、話題沸騰中だ。

また、正式デビュー前から何度も来日公演を行ってきたのも理由の一つ。10月にはTOP7の仲間と共に東京と札幌で公演し、12月には横浜、大阪で、事務所を同じくするアーティストと「n.CH WORLD Live 2022 in Japan」を開催。年が明けた2月には単独で来日し、所沢で初のファンミを、さらに全国5ヶ所でZeppツアーを開催した。正式デビュー前の単独Zeppツアーも、K-POPアイドル史上初で、これも彼らのスゴさの表れ。デビュー前ゆえ、カバー曲メインだったものの、オリジナル曲も披露し、ファン層は着実に広がった。その後もほぼ毎月のように来日してライブやファンミを行い、それが今の人気へと繋がり、彼らは今、K-POP第五世代の中で最も注目すべきグループとしてリストアップされている。

今年1月、7人はスペシャル・ギフト・アルバム『Woo Woo』を初のオリジナル曲としてリリース。そこではラブリー&可愛らしいパフォーマンスを披露し、4月のプレ・デビューEP『Salty』の表題曲では、態度のはっきりしない女の子に「ちゃんと感情を表に出して、僕に近寄って」と歌う。そして、そのリパッケージ・アルバムのタイトル曲「Monologue」では失恋ソングを切なげに歌唱し、立て続けに幅広い表現力を開花させた。

写真=n.CH Entertainment
そんなn.SSignは、当初、期間限定のプロジェクト・グループとされていた。が、7月に入ると、新たにロレンス(台)、ロビン(豪)、エディ(米)の3人を迎え、インターナショナルな10人組グループにパワーアップ。ロビン、エディという2人のラッパーが加入したことで、パフォーマンスに広がりが生まれた。また、オーディション番組発の期間限定プロジェクト・グループが正式なグループに転じたのもn.SSignがK-POP史上初めて。これもファンの愛の大きさの証である。



8月のミニ・アルバム『BIRTH OF COSMO』で待望の正式デビューを果たすと、まずはSMエンターテインメントでヒット曲を量産してきたユ・ハンジン作の「Higher」を先行お披露目し、PVはカズタの故郷、沖縄でもシューティング。同じくハンジン作のタイトル曲「Wormhole」では過去イチの恰好良さを爆発させ、アルバムは日本のiTunes総合アルバム・チャート1位、オリコン週間アルバム・チャート6位を記録するほどに大ヒット! 本国でも発売初日に20万枚のCDを売り上げ、人気の高さを実証した。



また、9月上旬には渋谷109にポップアップ・ストアも設けられ、彼らのシリンダー広告が街を賑わせるという“事件”も! さらに11月には「Higher」「Wormhole」の日本語バージョンを含むシングル『NEW STAR』で日本デビューを飾る。表題曲は、夢や友情をテーマに爽やかなエネルギーをふりまき、アンパンマンのような振付の“アンパンマン・ダンス”で見る者の目を虜に。韓国のプロデューサーが手掛けているが、そのサウンドはJ-POP仕様に仕上げられ、ファンも「アガル~」「元気が出る!」とレスポンス! この日本デビュー曲はスマッシュヒットとなり、オリコン週間シングルランキングで3位をゲットする。しかも、それに先駆けた有明アリーナの単独ライブでは3公演で24000人を動員している(日本デビュー前の単独アリーナ公演もまた異例中の異例!)。既に横浜アリーナ(「THE KLOBAL LIVE」)、京セラ・ドーム(「関西コレクション」)を経験していたが、どちらもイベントでの限られたステージで、有明では新人離れのパフォーマンスで、大物ルーキーぶりを見せつけていた。

チーム名は、net of Star Signを略したもの。そこには「星座を繋げれば、無限の宇宙が出来るように、n.SSignとCOSMO(n.SSignのファン)が互いに繋がることによって無限の力を発揮できる」という意味を込めている。星座を作るのは10人のスター(星)たちだ。「セクシーパワーダンサー」のカズタ、しなやかに舞い麗しく歌うオールラウンダーのソンユン、抜群のスタイルで繰り出すパフォーマンスと魅惑の低音ボイスもクールなヒョン、格好いいラッパーのエディ、「セクシーポニョ」なメインボーカルのドハ、漫画「ワンパンマン」のサイタマに似ていることから「サイタマ監督」と呼ばれるジュニョク、恋愛リアリティ番組「花束とオオカミちゃんには騙されない」に出演していたロビン、ワンパク・ボーイなハンジュン、台湾から来たボーカリストのロレンス、そして皆にビタミンを注入する末っ子のヒウォン。デビュー前から「全てが完璧」「完成度高すぎ」とファンから熱く支持されていた彼らは一つの星座となり、デビューを経て、COSMOと共に壮大な宇宙を作りだそうとしている。

(執筆:きむ・たく)

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「K-STAR Most Valuable Artist(K-STAR MVA)」
「K-STAR MVA」特設サイト

<投票期間>
2023年9月26日(火)17:00~2023年10月11日(水)23:59

<各部門受賞者>
・BEST ARTIST(Men):BTS ジン
・BEST ARTIST(Women):NiziU
・NEXT STAR(Men):n․SSign
・NEXT STAR(Women):XG

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記者 : Kstyle編集部