ラ・ミラン&コンミョンら、映画「市民ドクヒ」の見どころを語る“実際に起きた事件が題材”(総合)

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実話を基にした痛快な振り込め詐欺検挙ストーリー、「市民ドクヒ」が来年公開される。

7日午前、ソウル広津(クァンジン)区ロッテシネマ建大入口(コンデイック)で映画「市民ドクヒ」(監督:パク・ヨンジュ)の制作発表会が行われ、ラ・ミラン、コンミョン、ヨム・ヘラン、パク・ビョンウン、チャン・ユンジュ、アン・ウンジン、イ・ムセン、パク・ヨンジュ監督らが出席した。

韓国で来年1月に公開される映画「市民ドクヒ」は、振り込め詐欺の被害に遭った平凡な市民のドクヒ(ラ・ミラン)に、彼女に詐欺を働いた組織員のジェミン(コンミョン)から救助要請が来ることで起こる痛快な追跡劇を描いた作品だ。

同作は、振り込め詐欺の被害者と発信者の特殊な同盟を題材に、韓国と中国を行き来する痛快な追跡の醍醐味を見せる予定だ。ここにラ・ミラン、コンミョン、ヨム・ヘラン、パク・ビョンウン、チャン・ユンジュ、アン・ウンジン、イ・ムセンまで7人の俳優たちの特別なチームワークも観客の好奇心を刺激する。

振り込め詐欺の被害者で、加害者を捕まえるため自ら検挙に乗り出すドクヒ役に扮するラ・ミランは「実話を基にした映画という話を聞いて、台本を見て『本当にこうしたの?』と思って驚いた」とし「映画の中の事件は2015年に実際に起こったものだ」と語り始めた。

続けて「実話で魅力を感じ、映画化されたら痛快だと思った」とし「私がよく表現できるのではないかとも思った。私は誰よりも平凡な人なので欲が出た」と話し、期待を高めた。

除隊後今作で映画に復帰するジェミン役のコンミョンは「緊張しているけど、観客の皆様に会えると思うとわくわくする」とし「軍隊にいる間、僕が出演した『ハンサン ―龍の出現―』『キリング・ロマンス』が公開された。舞台挨拶に参加できなくて残念だったけど、今回『市民ドクヒ』は参加することができて嬉しい」と話した。

MBCドラマ「恋人」がヒットした後、続けて今作で映画デビューするアン・ウンジンは「先日試写会で映画を観たが、見ている間、ずっと緊張した」と感想を語った。また「初々しい新人時代の顔が映っていた」とも言った。今作はは2020年に撮影した作品だ。

彼女は今作で共演したラ・ミランとJTBCドラマ「良くも、悪くも、だって母親」でも共演した。これについて「『良くも、悪くも、だって母親』で共演する前、『市民ドクヒ』の撮影でラ・ミラン先輩と会った」と明かした彼女は「先輩はリーダーシップがあることをよく知っていたので『良くも、悪くも、だって母親』もうまく撮ることができた」と話した。

劇中、青島のタクシー運転手エリム役に扮し「中国語の授業を受けて一生懸命に台詞を練習した」という彼女は「私は途中から参加して、とても緊張していて、お姉さんたちを一人一人を捕まえて『助けて』と頼んだらチャン・ユンジュお姉さんが私の家に来てくださり、授業を受けた」という美談を伝えた。

パク刑事役のパク・ビョンウンは実際に振り込め詐欺に遭うところだったきわどい経験を話した。

彼は「実の弟が頭を大怪我したという電話がかかってきた。振り込め詐欺とは全く思わなかった。緊急手術をしなければならないのでお金を送ってほしいと言われた」とし「理性を失うほど驚いたけど、実は弟は自分の部屋で寝ていた。もし弟が外出中だったらお金を送ったと思う」というエピソードを伝えた。

面白さと共感を与える追跡劇「市民ドクヒ」は、韓国で2024年1月に公開される。

記者 : ペ・ヒョジュ