Netflixが新シリーズ「悪縁」の制作を確定し、キャスティングを公開した。

「悪縁」は、抜け出したくても抜け出せない悪縁により絡み合った人物たちの物語を描いた犯罪スリラーだ。同名のウェブ漫画「悪縁」を原作とし、いつどこから始まったのかさえ分からないまま絡み合った人物たちの繰り返される悪縁を描き出す。

Netflixシリーズ「イカゲーム」「ナルコの神」、映画「PHANTOM／ユリョンと呼ばれたスパイ」で善と悪の境界を行き来するキャラクターを見事にこなしたパク・ヘスが、謎の事故を偶然目撃した後、取り返しのつかない取引をすることになる人物を演じる。何事もなかったかのように取引が成立しそうだったが、すれ違う欲望によって予期せぬ展開に直面する彼の姿は、一瞬も目を離せない緊張感を届ける。

ここに、ドラマ「海街チャチャチャ」「私たちのブルース」などを通じてラブリーな魅力で視聴者を魅了した“ロコクイーン（ロマンチックコメディ＋女王）”のシン・ミナが、ドラマ「補佐官-世界を動かす人々」、映画「ディーバ」以来、久しぶりにジャンル物で復帰する。彼女は幼い頃に体験した事件によって一生のトラウマを背負って生きていたある日、二度と会いたくなかった人物と出会う医師に扮し、内面の痛みと復讐という正反対の感情を表現する。

人生の一発逆転を狙ってサラ金にまで手を出してコインに投資したが、マイナスになって借金の山になった人物は、映画「虐待の証明」「KCIA 南山の部長たち」「オー！ムニ」、ドラマ「マウス～ある殺人者の系譜～」などを通じて卓越した表現力とリアルな演技を披露してきたイ・ヒジュンが務める。彼はサラ金業者の脅迫に苦しめられ、借金を返すためなら何でもできるキャラクターを描き、抜け出したくても抜け出せない悪縁の世界へと視聴者を引きつける。

続いて「D.P.」「ムービング」だけではなく、バラエティ「兄さんに付いてマヤへ」まで、多方面で活躍中のキム・ソンギュンは、不当に仕事を失い、巨額がかかった仕事を引き受けることから悪縁に絡み合うことになる人物を演じる。

江南（カンナム）で個人病院を運営しながら、外車と女など望むものを全て手に入れることができた韓方医役は、映画「奈落のマイホーム」「パイレーツ: 失われた王家の秘宝」などでユーモラスな演技でキャラクターの魅力を伝えたイ・グァンスが演じる。成功した人生に心酔して生きていたところ、一瞬の事故により日常が変わってしまった人物を演じる彼は、繊細な表現力で劇への没入度を高める。

ドラマ「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」シリーズを通じてより一層演技の幅を広げたコン・スンヨンは、成功した漢方医の彼女であり、ファムファタール（魔性の女）の魅力を持つ人物を演じ、劇をより豊かにする。

「悪縁」の脚本と演出は「華麗なるリベンジ」のイ・イルヒョン監督が引き受けた。彼は同作を通じて全世界のNetflix視聴者たちを最後まで緊張を緩められない悪縁の世界に引き込む。