ソン・ジュンギ、映画「ファラン」でカンヌへ…妻ケイティとまもなく生まれる子供に言及“全神経がそこに集中している”

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写真=チョン・ユジン
俳優のソン・ジュンギが、妻ともうすぐ生まれる子供に対する愛情を隠さなかった。

ソン・ジュンギは先月、「第76回カンヌ国際映画祭」が開かれているフランス・カンヌ市内のホテルでマスコミとノンコンペティション部門招待作品「ファラン」に関するインタビューを行った。

同作はキム・チャンフン監督の長編演出デビュー作で、地獄のような現実から抜け出したい少年ヨンギュ(ホン・サビン)が、組織の中間ボスのチゴン(ソン・ジュンギ)に会って、危険な世界に入って繰り広げられる物語を描く。

ホン・サビンとBIBIなど新鮮な顔はもちろん、ソン・ジュンギの新たな変身で期待を存分に高めた同作。それを証明するかのように、公式上映前から映画関係者からの問い合わせが相次いだという。特に海外バイヤーを対象に行われたマーケットスクリーニングは満席となり、全世界の映画関係者たちは席がないにもかかわらず立って映画を観覧するなど、関心を見せたという。

フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、日本、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、インド、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイなどの国で「ファラン」をいち早く購入し、ドイツ、イギリス、ポーランド、イタリアなどのヨーロッパと、北米、南米など、多数の地域で追加販売を協議中だ。

ソン・ジュンギは「まだ映画を観ていないんです。明日、『カンヌ国際映画祭』の公式試写会で初めて観ます。インタビューのためにあらかじめ観るように周りに勧められましたが、カンヌで観客と一緒に観たくて、あえて観ませんでした。カンヌの劇場で観たいと思いました。内部の試写会などもありますが、そういったところではあまり観ない方です。悪評されても好評されても、ここで観たいという気持ちが大きかったです」と明かした。

彼は「ワイフ(妻)の出産まで、一ヶ月ほど残っています。実を言うとカンヌには来ましたが、全神経がそこに集中しています。早くスケジュールを終えてお世話をしなければなりません」と妻に対する愛情を表した。

出産を一ヶ月後に控えた状況で長旅をすることについてソン・ジュンギは「妊婦の文化が韓国と外国ではすごく違います。外国では妊婦に熱心に運動をさせるなど、様々な面で異なります」と伝えた。

彼は1月、ケイティ・ルイーズ・サンダース(Katy Louise Saunders)との結婚を公式発表した。ソン・ジュンギは「子どもの胎名はありません。外国では胎名の文化がないんです」と明かした。

また妻について「今は引退していますが、以前女優として『カンヌ国際映画祭』にたくさん来ていたそうです。そのためたくさんアドバイスをしてくれます。地図も説明してくれて、ここはこんなところだとか、文化についてもこっちではインタビューをこんな風にするとか。あとは『カンヌ国際映画祭』のパーティーについてなど、業界の先輩としてたくさん話をしてくれました」とも話した。

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記者 : イ・ジェファン