「PRODUCE」シリーズで投票操作…アン・ジュニョンプロデューサー、Mnetに再入社

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写真=Mnet
Mnetサバイバル番組「PRODUCE」シリーズの投票操作で波紋を呼んだプロデューサーのアン・ジュニョンが、Mnetに再入社した。

3日、Mnetは「アン・ジュニョンがMnetに再入社したのは事実だ。彼は昨年に退社していた」と明らかにした。

また、「プロデュース」シリーズと同様のコンセプトであるオーディション番組「BOYS PLANET」については「全く関係ない」と説明した。アン・ジュンヨンは今後、新規コンテンツを企画する予定だという。

これに先立って、アン・ジュニョンを含む制作陣は、全4シーズンにわたって放送された「PRODUCE」シリーズの視聴者投票の順位を操作し、一部の練習生の所属事務所の関係者から数千万ウォン(約数百万円)相当の接待・賄賂を受けた疑惑が浮上した。

これに対し、「PRODUCE」シリーズの視聴者で構成された真相究明委員会は2019年、担当の法務法人を通じて、CJ ENM所属の制作陣と、彼らと共謀したものと思われる所属事務所の関係者を、詐欺の共同正犯疑惑及び位階による業務妨害の共同正犯、背任収賄の疑いで告発した。

第1審の裁判部は2020年5月の宣告公判で、アン・ジュニョンに懲役2年を宣告した。その後、被告と検察の双方とも控訴し、上告審まで行われた。そして2021年3月、最高裁から懲役2年と追徴金3,700万ウォン(約370万円)を宣告された。彼は実刑に服した後、2021年11月4日に出所した。

その後、Mnetの親会社であるCJ ENMは昨年6月、Newsenとの取材で「アン・ジュニョンを含む関係者全員については、すでに人事委員会を経て懲戒の手続きが終わった状態だ。人事委員会の開催の時期や懲戒の有無などは個人情報であるため、具体的な内容を公開することは難しい。当社は本事案について社会的責任を持って手続き通りに進行を完了し、今後も最後まで最善を尽くす」とコメントした。

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記者 : ファン・ヘジン